<速報>ソーシャルレンディング融資先匿名化廃止の方向へ
- 2018/06/18
- 19:48
↓
貸付型クラウドファンディング、投資家に融資先開示
<以下引用>
金融庁はインターネットで集める個人資金を企業に融資する仕組みで、借り手企業の名称などを開示できるようにする。
これまでは借り手企業の情報が伏せられており、個人が安心して投資できないうえに、匿名での調達に目を付けた企業に悪用されることがあった。ネットを使う資金調達の流れが透明になれば、ベンチャー企業の育成に役立ちそうだ。
2018年度中に情報開示を可能にするそうです。
みんなのクレジットの一件がきっかけとなったようです。
融資先匿名化の廃止は投資家、事業者双方にとって喜ばしいことです。
6月15日に閣議決定された「規制改革実施計画」の中に記載されていました。
↓
規制改革実施計画(平成 30年6月15日閣議決定)
<以下引用>
クラウドファンディングに係る規制改革
融資型クラウドファンディング(貸付型クラ
ウドファンディング、P2Pレンディング、
ソーシャルレンディングとも呼ばれる。)に
関して、借り手の匿名化・複数化が必須では
ないことを前提として、提供される金融サー
ビスの果たす機能に即し、融資型クラウドフ
ァンディングのプラットフォームを運営す
る事業者、投資家、登録行政庁などの関係者
の意見も聴取しつつ、金融商品取引法(昭和
23年法律第25号)上の投資家保護と貸金業法
(昭和58年法律第32号)上の借り手保護を図
る観点を踏まえ、投資家に個別の貸金業登録
を不要とするため従来の考慮の一要素とさ
れてきた匿名化・複数化と並存する運用上の
新たな方策を、借り手の属性なども含めて検
討する。その際、実態として貸金業法上の具
体的な懸念が発生していないとの指摘もあ
ったことから、同法上の考慮が必要となる場
合をできるだけ明確化し、適切な方法で公表
する。
・実施時期
平成30年度検討・結論・措置
・所管府省
金融庁
期限も含めて明記されているので、期待してよさそうです。