maneoで2018年3月2日に返済遅延が発生しました。↓
【延滞発生に関するご報告】発生したのは、
「maneoの虎」の以下の4案件です。
・maneoの虎ローンファンド5号・maneoの虎ローンファンド8号・maneoの虎ローンファンド9号(案件1:BY社、案件2:AN社)・maneoの虎ローンファンド10号(案件1:BY社、案件2:AN社)貸付残高は合計
約2500万円です。
<以下引用>
2.経過および回収の見込み
対象ファンドの債務者であるBM社とBY社は、ラーメン店運営会社で、経営者が同一のグループ会社であります。
グループは3法人にて、ラーメン店を8店舗経営しております。経営者はこの道約25年の業界精通者で、
事業を徐々に拡大させてきましたが、うち3店舗については、昨年12月頃より急激に売上が減少しており、
2月末に閉店することになりました。
グループにはmaneo社以外の債務もあり、一旦資金繰りを整理したいと申し出がありました。
詳細は確認中ですが、2月末の返済は不可能であるとの連絡を受けました。
経営者は、今後、採算店舗にて営業を継続し、その収益から返済を続けていく意向です。
返済の実現性や期間等の見込みについては、次回以降のご報告とさせていただきます。
債権者として、今後も引き続き状況把握に努め、回収を試みてまいります。
なお、本件は、募集させていただいた内容のとおり、不動産担保などの保全がない案件となっており、
回収は採算店舗からの収益がその返済原資となります。
3.今後の状況報告について
該当投資家の皆様には、
① 3月8日を目途に、再度、状況のご報告をさせていただきます。
② 回収の進捗状況等につきまして、①以降、定期的にメールにてご報告いたします。
③ 個別店舗ごとの状況や実態についても、併せてご報告してまいります。
<引用終わり>
私も「maneoの虎ローンファンド8号」には47万円を投資しているので、今後の展開は非常に気になります。
不動産等の担保は元々ない案件だったので、短期間で回収することは難しそうです。さて、多くの案件を組成している以上、
ある程度延滞が発生すること自体はやむを得ないことと思います。特に「maneoの虎」はハイリスク・ハイリターンと明記された案件であり、延滞の可能性も通常の案件より高いことは想定できたことです。
また、maneoの2017年の年間貸出額は430億円なので、返済遅延金額2500万円はそのわずか
0.1%以下に相当します。
規模から見ても、特に問題視することではないと考えます。
ただ、今回同時に延滞が発生したBM社とBY社は、
経営者が同一のグループ会社だったとのことです。
改めて募集ページを確認しましたが、「経営者が同一のグループ会社」との記載は見当たりませんでした。
今回のように同時に延滞や貸し倒れとなる可能性があるので、そうした情報は必ず募集時に記載すべきでしょう。そうでないとリスク分散が適切に行えないことになります。
その点に関してはぜひ今後改善を求めたいと思います。
*********
前回の記事の続きです。
2017年度確定申告~青色申告でソーシャルレンディング源泉徴収税を全額取り戻そう(1)青色申告を行うためには会計ソフトが必要となりますが、前回の記事にも書いた通り、今年は「やよいの青色申告オンライン」を使いました。
使用料金は、1年間無料で次年度は、8,640円(税込)/年とそこそこしますが、節税のためには安い出費と言えるでしょう。
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銀行やクレジットカードのIDとPWを登録すると、自動で入出金明細を取り込んでくれて、科目(水道光熱費や新聞図書費など)もある程度自動で設定してくれます。
入出金のうち、どれを収入あるいは経費とするか、個別に選んでいけばよいので、0から入力するのに比べればだいぶ楽です。
ただし、現金で支払ったものについては領収書をもとに手で入力する必要がありますが。
まず、ソーシャルレンディングの1年分の利益を、各社から送られてきた年間取引報告書または支払調書を元に入力します。
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また、「やよいの青色申告オンライン」には「所得の内訳書」を作成する機能があります。
仕訳データを反映して作成してくれるので、MFクラウドよりは若干楽です。

一方、経費は以下のように自動で取り込まれた銀行明細やクレジットカード明細の中から経費に該当するものを選択します。
科目も自動で判定されますが、変えたい場合は変更します。

経費としては今年も以下の項目を計上しました。
項目 | 事業として計上する比率 | 内容 |
通信費 | 100%計上 | ネット通信料・携帯通信料など。携帯から投資したりブログを更新したりしているため。また、昨年はパソコンを買い替えたのですが、その費用も通信費として計上しました。 |
消耗品費 | 100%計上 | パソコン周辺機器・プリンタインク代など 。 |
新聞図書費 | 100%計上 | 新聞代、関連書籍代。 ブログで新聞記事や投資関連本などを紹介しており、その費用は計上しました。 |
水道光熱費 | 20%計上 | 水道、電気、ガス代。 住居の中でパソコンを置いている部屋の面積の比率が大体20%くらいのためです。 |
事務所費用 | 20%計上 | 住宅ローン支払、固定資産税。 住居の中でパソコンを置いている部屋の面積の比率が大体20%くらいのためです。 |
接待交際費 | 100%計上 | ソーシャルレンディング関連のセミナー参加費交通費や、関係者との飲食代など。 |
外注工賃 | 100%計上 | 税理士費用など 。 |
支払利息 | 100%計上 | 私は「野村Webプラスローン」でお金を借りて投資資金に回していますが、その支払金利を経費としています。 |
これらの経費は
トータル110万円ほどとなりました。
住宅ローンの期間延長を行った結果、毎年支払う金額が少なくなったため、経費もその分少なくなっています。
ちなみに、日々受け取っている領収書のうち、経費となるものについては次の3つに分けて保存しています。
・現金払い ⇒現金で支払った経費の領収書。確定申告時にまとめて手入力。
・クレジットカード払い ⇒クレジットカードで支払った経費の領収書。
クレジットカードの支払いは自動取り込みされるため、基本的には入力不要。
ただ保管しておく必要はある。
・医療費 ⇒医療費の領収書。
10万円を越えたら医療費控除を受けられるため、分けて管理している。

ここまで作成したところで、例年と同じ税理士さんに内容のチェックをお願いしました。
ちなみに料金は昨年と同様
2万円です。
なお、私は税金の専門家ではありませんので、詳細については税務署か税理士にお問い合わせください。次回は
「ソーシャルレンディング返済遅延分を貸倒引当金として計上できるか」の予定です。
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