クラウドポートが2017年のソーシャルレンディング業界レポートを公開しました。
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ソーシャルレンディング比較サービス「クラウドポート」。2017年ソーシャルレンディング業界レポート公開レポートによると、日本ソーシャルレンディングの市場規模は、
2017年には前年の2.5倍となる1,316億円に上ったそうです。
また、期待利回りは、
年率8.40%(税引き前)と、前年から0.3ポイント上昇したとのことです。
<以下引用>
【日本ソーシャルレンディングの市場規模】
2014年 143億円
2015年 310億円
2016年 533億円
2017年 1,316億円

<引用終わり>
さて、業界全体として成長著しいことはわかりましたが、一方リスクの面ではどうなのでしょうか。
全事業者を合わせたデフォルト率について考えてみたいと思います。2017年にデフォルトが確定したのは、私が知る限りみんなのクレジットの108号案件(第1貸出先)のみです。
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みんなのクレジットの案件でデフォルトが確定しました。他の事業者では、返済遅延は一部であるものの、デフォルトが確定したものはないと思います。
ただ、
みんなのクレジットのブルーウォールジャパングループへの貸付額約31億円については、すでに2017年7月以降まったく返済されておらず、回収の見通しもないことから、
現状デフォルトになる可能性が高いと考えられます。これが全額デフォルトになったと想定すると、ソーシャルレンディング業界全体の2017年のデフォルト率は、
31億円 ÷ 1,316億円 ⇒ 2.4%
となります。
2014年~2016年のデフォルト率はほぼ0%だったので、その時期と比べると高いと言えるでしょう。
また、ソーシャルレンディング投資の実質的な利回りは、
「金利 - デフォルト率」で表すことができます。
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ソーシャルレンディングにおけるデフォルトリスクをどう評価したらよいか 2017年の実質的な利回りをこの式で算出すると、
金利8.4% - デフォルト率2.4% = 実質的な利回り6.0%
となります。
そう考えると、
実質的な利回りは前年よりも低下したと言えるでしょう。
とはいえ、
利回り6.0%というのは他のインカムゲイン投資と比べると遜色ない水準であることに変わりはないと言えます。
2018年のデフォルト率はもっと低くなることを願いたいと思います。
次回は
「「自宅を売ってソーシャルレンディングの資金に充てよう!」について追記」の予定です。
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