先日公開した記事
「自宅を売ってソーシャルレンディングの資金に充てよう!」について、いろいろなご意見をいただきました。
特に、ローンを利用して投資することについて賛否両論ありましたので、この点について再度考察してみたいと思います。
<賛成意見>
・私もそんな感じで家、車などはあえてローンにしています他の投資もしてますが年8.4パーセント、20年で平均年利20パーセント
だいたい資産は5倍その中ではソーシャルレンディングはミドルリスクミドルリターンあまり市場動向に左右されずいい感じです
長期でしてればリスクは少ないほうですね
ちなみに家は購入がいいと個人的には思います
・私も全く同じこと考えていました。
賃貸も考えましたが.SLで運用して返済していく、、ただこのSL金利がいつまで続くかが気になります
年齢によって取れるリスクも違いますが、
投資家は資金効率を上げて経営効率を上げるべきですね。
論理的な売らづけが有るならやるべきですね。
<反対意見>
「コツコツドカーン」をみんクレで派手にやらかして、一時期マイナスリターンになった人が、年利7%でのSL運用を当然のものと考えているのには、とても違和感を感じます。
また、同じことを繰り返したらどうする気ですか?
SLの代表的ブロガーとして、「自宅を売ってソーシャルレンディングの資金に充てよう!」とは逆に、「事業者リスクに備え、余裕資金の範囲内で固く運用しよう」というふうに啓蒙すべ立場ではないですか?
運用経験も豊富で本を販売しているなけにごろうさんでさえも、SLで利益を出せないという事実に、私は、SLの怖さを感じています。
ローンを利用して投資することについては、反対意見も多いようです。
私はこれまでもWEBプラスローンや住宅ローンを利用してソーシャルレンディング投資をしてきましたが、特に問題はありませんでした。
ご指摘にもあるように、みんなのクレジットに対して大きすぎる割合の投資をしてしまったことは大いに反省していますが、ローンを利用したことについては特に反省すべきとは考えていません。
その2つは全くの別問題と考えています。
仮にローンを利用していなかったとしてもみんなのクレジットには同じように投資していて、やはり損はしていたでしょう。
ローンを使うか否かに関わらず、投資に失敗すれば損をすることにかわりはありません。
また、ローンを使ったから損失額が膨らむというわけでもありません。例えば1000万円の資産を持つ人が100万円のローンを借りて100万円のソーシャルレンディングファンドに投資したとします。
このファンドがデフォルトとなり1円も返ってこなかった場合、資産1000万円とローン100万円が残るため、純資産は900万円となり、損失額は100万円となります。
同じく1000万円の資産を持つ人が自己資金で100万円のソーシャルレンディングファンドに投資し、デフォルトとなった場合、純資産はやはり900万円に減るので、損失額は100万円となります。
ローンを使った場合と純資産額・損失額は変わりません。
ローンを組んで投資して問題となるのは、ローン金額が資産額を上回るような場合です。
先程の例でいうと、1000万円の資産を持つ人が1500万円のローンを借りてその全額を投資するようなケースです。
この場合、全額デフォルトとなったら、1000万円の資産と1500万円のローンが残るので、純資産はマイナス500万円となり、いわゆる債務超過の状態となってしまいます。
こうなるとローンを返せない状態に陥ってしまうので、これはさすがに借りすぎと言えるでしょう。
私の場合は、もしみんなのクレジットに投資した金額が今後全て返ってこなかったとしても、ローンの額は資産額に比べてはるかに少ない額なので、返済できなくなってしまうことはありません。
返そうと思えばいつでも返すことができます。
このように、資産額に対して充分少ない金額であればローンを利用しても問題ないのではないでしょうか。ちなみに、ソーシャルレンディングを含む私の現在の総資産額は約6000万円です。
一方、住宅ローン、webプラスローンなどを含むローンの総額は1500万円ほどです。
もし「自宅を売ってソーシャルレンディングの資金に充てよう!」の案を実行すると、総資産額は9000万円、ローン総額は5100円となります。
総資産額に対するローンの割合は60%ほどにとどまり、問題ない水準だと考えられます。
不動産投資家の多くはローンを利用しているそうです。
また、 企業でも、借入を一切利用しない、という方針では成長スピードが遅くなったり、ビジネスチャンスを逃したりする可能性が高いでしょう。
投資でもローンを利用することでレバレッジをかけることができ、実質利回りを高めることができます。
キャッシュフローゲームでも、効率よく資産を増やすには、ローンの活用がポイントになってきます。
一切ローンを使わずに給与所得だけを元手に投資しようとしたら、資産を築くのに非常に時間がかかってしまい、勝利は望めないでしょう。
もちろん各投資家の状況によってリスク許容度は変わってくるので、ローンを利用してソーシャルレンディング投資することを一律にお勧めするわけではありませんが、私は1つの手法として「あり」だと考えています。
次回は
「2018年1月 投資中ファンド一覧」の予定です。
公認会計士が運営するソーシャルレンディング

プロの投資家が投資するベンチャー企業に14万円から少額投資


アジアの中心!沖縄発クラウドファンディング


法人融資歴15年以上の経験と実績でソーシャルレンディングに挑む!



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