ソーシャルレンディング3社の徹底比較(収益モデル)
- 2011/03/03
- 21:09
まとめてみると、以下のようになります。
<貸出時>
maneo:貸し手から貸付金額の1.5%の手数料を徴収
AQUSH:借り手から貸付金額の4.0%の手数料を徴収
<返済時>
maneo・AQUSHとも:年利1.5%相当の利ザヤを取る
というわけで、収益モデルについては、返済時の違いはないので、貸出時の違いだけということになります。
一番大きな違いは、maneoは貸し手から手数料を取っているのに対し、AQUSHは借り手から取っているという違いです。
maneoは借り手重視・AQUSHは貸し手重視のビジネスモデルと言えそうです。
ちなみに、AQUSHで借りた場合、前回の例(10万円を金利10%で36ヶ月借りる)だと、実質的には96000円を借りて16162円の金利を支払っていることになります。年利に換算すると約13%となります。
借り手からすると、ただでさえお金に困っているのに、借入時に手数料を取られるというのはちょっと抵抗があると思います。AQUSHの借り手の数が少ないことの理由の一つなのではないでしょうか。
AQUSHの借り手の数が今後もなかなか増えない場合、この借入手数料の見直しを迫られる可能性は高いと思います。