ラッキーバンク、トラストレンディングの金融庁検査結果について調べてみた
- 2017/09/06
- 05:00
◆ガイアファンディング
https://www.gaiafunding.jp/apl/contents/company/financial-info
◆グリーンインフラレンディング
https://www.greeninfra.jp/company/Ir
財務状況が明らかになったことで、今後、より安心して両社に投資できそうです。
財務情報の内容については別途分析したいと思います。
なお、maneoの瀧本社長のメルマガによるとクラウドリースも近日中に公開予定とのことです。
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アメリカで大きな被害をもたらしたハリケーン・ハービーですが、アメリカ不動産に投資するガイアファンディング・アメリカンファンディングへの影響について、両社より報告がありました。
<ガイアファンディングメルマガより引用>
各種報道でもご承知の通り、アメリカ南部テキサス州に25日(アメリカ現地時間)にハリケーンが上陸いたしました。
弊社テキサス案件については、特に影響はございません。
投資家及び投資をご検討されている方々に、各案件につきまして状況をご報告申し上げます。
【ヒューストン案件】
テキサス1号につきましては、30日時点で道路など浸水はあるものの通行可能な状態です。
また、物件も浸水の被害を受けていないとの報告を受けております。
【マンヴェル案件】
テキサス23号、24号、25号、27号、28号につきましては、区画開発のプロジェクトとなります。
土地のみで建物はないため、被害の報告はございません。
【フォートワース・ダラス案件】
テキサス4号、7号、20号、21号、26号、29号につきましては、 ヒューストン市から
400km以上離れており、ハリケーンによる洪水被害等の影響はございません。
ガイアファンディングでは、逐次現地パートナーと連携を取りながら状況を把握しております。
現状では、特に問題は発生じておりませんが、万が一何らかの被害が発生した場合には、
いち早く、皆さまにご報告申し上げます。
<アメリカンファンディングサイトより引用>
8月末、大型のハリケーン HARVEYがテキサス州に上陸しました。
弊社のテキサス州各案件の状況につきましてご報告いたします。
テキサスヒューストンファンド第1弾、第2弾、およびテキサスローンファンド第3弾につきましては、
いずれも担保物件はヒューストン市内ではありますが、
建物倒壊など甚大な被害の報じられている南の沿岸部からは離れております。
周辺道路などの浸水はあるものの、幸いにして、
いずれの物件も浸水の被害を受けておらず無事との報告を受けております。
テキサスローンファンド第4弾~第8弾のフォートワース市につきましては、
ヒューストン市から400km以上離れており、大雨に見舞われたものの、
いずれの物件もハリケーンおよび洪水による影響はなかったことを確認しております。
引き続き現地スタッフとの連絡を密にとりまして、ご投資案件に何らかの影響が生じるような場合には、
投資家の皆様へ速やかにご報告してまいります。
いずれも直接の被害はなかったようです。
不動産投資型ファンドだと、こうした天災のリスクも考慮する必要があると改めて気づかされます。
実際に被害を受ける可能性は低いとは思いますが。
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今年の2月にラッキーバンク・インベストメント(ラッキーバンク運営会社)とトラストファイナンス(トラストレンディング運営会社)に金融庁の検査が入りました。
その後、7ヶ月近くが経ちましたが、両社に対して特に指摘や処分などが行われたという情報はないようです。
検査結果について気になったので、両社に対して問い合わせたところ、以下の回答が得られました。
<ラッキーバンク・インベストメントより回答(メール)>
検査の詳細について、弊社は守秘義務を負っております為、
お問い合わせいただいた件につきまして、弊社による公表・回答はいたしかねております。
検査の進捗状況、処分などの有無につきましては、
監督当局からの発表を以て、公開となります。
ご要望にお応えすることができず、大変心苦しく存じますが、
ご了承くださいますよう、お願いいたします。
<トラストファイナンスから回答>
さて、金融庁検査の件ですが、当該検査の有無や内容等は、弊社側からではなく、
監督官庁から公表されるものでございます。
従いまして、現時点では回答は控えさせていただきます。
いずれも、回答できないとのことでした。
仕方がないので金融庁に対して問い合わせてみたところ、電話にて回答がありました。
「現時点では特に両社に対して処分等は行っていない。
今後処分等があるかどうかについては明言できない。」
とのことでした。
以前行政書士の花房氏から伺った金融庁検査の流れは以下の通りです。

この流れからすると、指摘や行政処分がなかった場合、そのことは外部の人間にはわからないようです。
というわけで、結局検査が終わったかどうか確認はできませんでした。
ちなみにみんなのクレジットの場合は、検査が行われたのが2016年12月で、処分が発表されたのが2017年3月でした。
7ヶ月経って特に処分等が公表されていないので、断言はできませんが、両社に対する検査は終わっているものと考えてよいのではないでしょうか。
次回は「2017年7月 投資中ファンド一覧」の予定です。
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