ソーシャルレンディング事業者紹介および評価（２０１７年版）「グリーンインフラレンディング」
- 2017/07/26
- 05:00
各サービス事業者の紹介および評価を掲載します。
今回はグリーンインフラレンディングです。
⇒グリーンインフラレンディング
グリーンインフラレンディングは、太陽光・水力・バイオマス発電などのグリーンエネルギー事業を投資対象とするソーシャルレンディングです。
代表の中久保 正己氏は、もともと兵庫県庁に勤務しており、阪神大震災の際には避難所の運営を担当しました。
そのとき、電気が来ないので施設や冷蔵庫が使えないといった事態を経験し、防災とエネルギーの問題に強い関心を持ったそうです。
それがきっかけとなり、３１歳の時に独立してJCサービスという企業を立ち上げました。JCサービスは太陽光・風力・水力、バイオマス、海洋水温度差など様々なグリーンエネルギー施設の開発・運営を手掛けています。自分たちでよい立地を探し、地元の行政と相談し、発電施設を建設したり、地方の自治体から相談を受け、既存の施設の運営を手掛けるといったビジネスを行っています。国内だけでなく、スリランカなど海外でも発電事業を手掛けています。
そのための資金をmaneoで調達していましたが、より柔軟な資金調達のためmaneoマーケットの協力を得て自らソーシャルレンディングサービスを立ち上げました。
現在のところ、グリーンインフラレンディングの借り手はほとんどJCサービス社です。
資金用途は、新規の発電施設の建設費用や、既存の施設の改善のための費用です。
グリーンインフラレンディングの利回りは１１％～１３％（平均１２％以上）と、すべての事業者の中でも最も高い水準です。
２０１６年の貸出額は7.9億円（シェア1.5%）と、業界12位の規模です。
なお、2017年6月現在、貸倒れはまだ発生していません。
私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。
⇒グリーンインフラレンディング
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今回はグリーンインフラレンディングです。
⇒グリーンインフラレンディング
概要
| サービス名 | グリーンインフラレンディング |
| 運営会社 | 株式会社グリーンインフラレンディング |
| サービス開始時期 | 2016年9月 |
| 貸出金額実績（2016年） | 7.9億円（シェア1.5%・12位） |
| 利回り | 11～13% |
| 主な投資対象 | エネルギー事業者 |
| 貸倒率実績 （金額ベース・2017年5月時点・サービス開始以来累計） | 0% |
| 返済遅延率実績 （金額ベース・2017年5月時点・サービス開始以来累計） | 0.0% |
| キャッチコピー（※） | 平均利回り12%と業界トップ グリーンエネルギーで日本を救う！ |
沿革
グリーンインフラレンディングは、太陽光・水力・バイオマス発電などのグリーンエネルギー事業を投資対象とするソーシャルレンディングです。
代表の中久保 正己氏は、もともと兵庫県庁に勤務しており、阪神大震災の際には避難所の運営を担当しました。
そのとき、電気が来ないので施設や冷蔵庫が使えないといった事態を経験し、防災とエネルギーの問題に強い関心を持ったそうです。
それがきっかけとなり、３１歳の時に独立してJCサービスという企業を立ち上げました。JCサービスは太陽光・風力・水力、バイオマス、海洋水温度差など様々なグリーンエネルギー施設の開発・運営を手掛けています。自分たちでよい立地を探し、地元の行政と相談し、発電施設を建設したり、地方の自治体から相談を受け、既存の施設の運営を手掛けるといったビジネスを行っています。国内だけでなく、スリランカなど海外でも発電事業を手掛けています。
そのための資金をmaneoで調達していましたが、より柔軟な資金調達のためmaneoマーケットの協力を得て自らソーシャルレンディングサービスを立ち上げました。
現在のところ、グリーンインフラレンディングの借り手はほとんどJCサービス社です。
資金用途は、新規の発電施設の建設費用や、既存の施設の改善のための費用です。
グリーンインフラレンディングの利回りは１１％～１３％（平均１２％以上）と、すべての事業者の中でも最も高い水準です。
２０１６年の貸出額は7.9億円（シェア1.5%）と、業界12位の規模です。
なお、2017年6月現在、貸倒れはまだ発生していません。
評価
私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。
| 2017年6月時点 | ||||
| 評価項目 | 評価基準 | グリーンインフラレンディング | ||
| 根拠 | 評価 | |||
| 利回り | A | |||
| 利回り | A:利回り上限10%以上 B:利回り上限6%以上 C:利回り上限6%未満 | 11-13% | A | |
| 投資のしやすさ | B | |||
| 年間募集額（２０１６年） | A:１００億円以上 B:１０億円以上 C:１０億円未満 | 7.9億円 | C | |
| 借り手企業数 | A:１０社以上 B:１０社未満 C:不明（投資先が識別不可） | 2社 | B | |
| ファンドの安全性 | A | |||
| 貸倒・返済遅延発生率 | A:貸倒・返済遅延とも0% B:貸倒1%未満、返済遅延発生。 C:貸倒率1%以上 （金額ベース） | 貸倒・返済遅延とも0% | A | |
| 担保・保証の有無 | A:全ファンド担保・保証あり B:ファンドによる C:担保・保証なし | 不動産担保あり | A | |
| サービス事業者自体の安全性 | B | |||
| 金融取引事業者の種別 | A:第1種 B:第2種、不動産特定事業 C:その他 | 第2種 | B | |
| 資本金 | A:1億円以上 B:1000万円以上 C:1000万円未満 | １．２億円 | A | |
| 営業利益（２０１６年度） | A:1億円以上 B:黒字 C:赤字もしくは未公開 | （未公開） | C | |
| 会社の出資者 | A:上場企業もしくはその関連企業 B:未上場企業 C:その他もしくは不明 | JCサービス | B | |
| 金融当局からの行政処分などを受けていないか | A:処分を受けていない B:軽微な指摘 C:重大な指摘・行政処分 | 処分を受けていない | A | |
| 運営力 | A | |||
| システム（わかりやすいか、不具合等がないか） | A:わかりやすく不具合などがない B:わかりにくい。 C:不具合が存在する。 | わかりやすく不具合等もない | A | |
| オペレーション（ミスや遅延がないか、要望・問い合わせに対する回答は適切・迅速か） | A:問題なし B:何らかの問題あり C:重大な問題あり | 問題なし | A | |
| 実績 | C | |||
| サービス開始以来の貸出総額(2017年1月時点） | A:50億円以上 B:10億円以上 C:10億円未満 | 7.9億円 | C | |
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