みんなのクレジットでは現在
「スペシャルボーナス」「上乗せボーナス」というキャッシュバックキャンペーンが行われています。
これらのボーナスは、一部対象ファンドが重複しており、それらのファンドに投資すれば両方受け取ることができるようです。

100号、102号案件は両方のボーナス対象なので、例えばこれらの案件に
50万円投資すれば、合わせて36000円のキャッシュバックが受けられることになり、大変お得です。
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前年度に引き続き、
2016年度の各サービス年間貸出額ランキングを発表します。
なお、年間貸出額の算出にあたっては、「ソーシャルレンディング赤裸々日記」でまとめられている各サービス実績の値を元にさせていただきました。
各サービスの年間貸出額(2016年)ランキングは以下の通りです。
表:ソーシャルレンディングサービス 貸出額実績ランキング(2016年) | |
ランキング | 前年度からのランキング変化 | サービス名 | 開始時期 | 年間貸出額(2016年) (単位:億円) | シェア (2016年) |
| | | |
1 | → | maneo | 2008年10月 | 217.7 | 40.4% |
2 | → | SBIソーシャルレンディング | 2011年4月 | 89.1 | 16.5% |
3 | → | クラウドバンク | 2013年12月 | 46.1 | 8.6% |
4 | → | ラッキーバンク | 2014年12月 | 42.0 | 7.8% |
5 | → | LCレンディング | 2015年7月 | 28.5 | 5.3% |
6 | NEW | みんなのクレジット | 2016年4月 | 28.0 | 5.2% |
7 | ↓1 | ガイアファンディング | 2015年10月 | 15.8 | 2.9% |
8 | NEW | クラウドリース | 2016年2月 | 15.0 | 2.8% |
9 | ↓2 | クラウドクレジット | 2014年7月 | 13.0 | 2.4% |
10 | ↓1 | トラストレンディング | 2015年11月 | 12.7 | 2.4% |
11 | NEW | スマートレンド | 2016年4月 | 9.3 | 1.7% |
12 | NEW | グリーンインフラ レンディング | 2016年10月 | 7.9 | 1.5% |
13 | ↓5 | オーナーズブック | 2014年9月 | 7.4 | 1.4% |
14 | NEW | J.Lending | 2015年12月 | 3.4 | 0.6% |
15 | NEW | TATERU FUNDING | 2016年6月 | 1.4 | 0.3% |
16 | NEW | アメリカン ファンディング | 2016年7月 | 1.0 | 0.2% |
17 | NEW | さくらソーシャルレンディング | 2016年12月 | 0.3 | 0.1% |
18 | ↓8 | スマートエクイティ | 2015年5月 | 0.2 | 0.0% |
19 | NEW | クラウドリアルティ | 2016年12月 | 0.1 | 0.0% |
20 | ↓9 | AQUSH | 2009年12月 | 0.0 | 0.0% |
| | (合計) | | 538.9 | |
シェアを円グラフで表すとこうなります。
■全体まず、サービス事業者の数は前年の11社から、倍近い
20社に増えました。
また、貸出金額の合計は、前年は298.2億円でしたが、2016年は
538.9億円とこちらも
80%以上の伸びを示しました。
確実に成長期に入ってきたと言えるでしょう。
■ランキングランキング1位~5位までは前年から変動ありませんでした。1位:maneo(217.7億円)
2位:SBIソーシャルレンディング(89.1億円)
3位:クラウドバンク(46.1億円)
4位:ラッキーバンク(42.0億円)
5位:LCレンディング(28.5億円)
いずれも安定して貸出額を伸ばしています。
特に1位・2位はそれ以下に比べて大きく差をつけており、簡単に逆転されることはなさそうです。6位は新サービスのみんなのクレジットでした。サービス開始が4月だったことを考えれば、大変健闘したと言えるでしょう。
大々的な広告と大胆なキャッシュバックキャンペーンを駆使した成果と言えますが、今後もこの勢いを維持できるでしょうか。
■年間貸出額各社ともおおむね年間貸出額を伸ばしています。
maneoは前年から60億円以上伸ばしており、最も年間貸出額を伸ばした事業者です。また、SBIも40億円ほど伸ばしています。
クラウドクレジットは、前年は2.6億円でしたが、13.0億円と
4倍以上に伸ばしました。
また、
オーナーズブックも2.6億円→7.4億円と
3倍近く伸ばしています。
また、ソーシャルレンディング事業者の損益分岐点と言われる
年間貸出額20億円を越えているのは、
1位のmaneo~6位のみんなのクレジットまでです。
7位以降の事業者は、黒字化までもう少しかかりそうです。
■シェア事業者が増えた影響で、各社のシェアにも変化がありました。
まず、昨年は51.3%であったmaneoのシェアは、
40.4%とやや低下しました。また、LCレンディングも、
9.0%→5.3%とシェアを落としました。(年間貸出額自体は伸びているのですが)
maneoの独占状態がやや崩れてきたと言えます。
■新規参入事業者新規参入事業者としては、先ほども書きましたが、
みんなのクレジットが最も健闘しました。そのあとは、
8位のクラウドリース(15.0億円)、11位のスマートレンド(9.3億円)、12位のグリーンインフラレンディング(7.9億円)と、maneoグループ各社が続きます。
特に、
グリーンインフラレンディングはサービス開始が2016年10月なので、3か月間でこれだけの貸出を行ったことになります。グリーンインフラレンディングの募集ファンドは利回り10%以上のものが多く、また募集金額も大きいため、投資家にも人気があります。
このペースでいけば、2017年は30億円ほどの貸出を行い、5位以内に入る可能性もありそうです。
次回は
「ソーシャルレンディングと他の投資のパフォーマンス比較(2016年) 」の予定です。








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