クラウドバンク オリックス銀行融資内定済ファンドを募集開始
- 2016/11/12
- 05:00

<以下引用>
当ファンドは、オリックス銀行にて融資審査が行われ建設後の融資内定を受けている不動産開発案件に対し、建設期間中の資金融通をクラウドバンクが行うことを目的として組成されたファンドです。
<引用終わり>
「銀行は不動産開発案件について、建設期間中は融資を実行出来ない」そうで、その間の資金をクラウドバンクが融資するというコンセプトです。
借り手である不動産事業者はオリックス銀行からの融資内定を受けており、建設後に銀行から融資される資金によりクラウドバンクに返済を行うことができるため、融資資金回収の安全性は通常の案件よりも高いと考えられます。
安全性が高い分他のクラウドバンクの不動産担保付きファンドと比べて利回りは1%ほど低めで、4~5%となっています。
また、貸出期間も5か月と、通常の不動産担保付きファンドよりも短めです。
不動産担保だけではまだ安心できない、という慎重な投資家にヒットするでしょうか。
しかし、借り手の社名は明示されていないのに、オリックス銀行の名前が明示されていることは少し意外な気がします。
オリックス銀行側は名前を明示されることに対してなぜ同意したのでしょうか。オリックス銀行側にはあまりメリットがないような気もします。
もしかするとほかの形の提携も今後進めていく予定があるのかもしれません。

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SBIソーシャルレンディングが、オーダーメイドのファンド「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus 2号」を募集します。
条件は以下の通りです。
・出資対象 借手の行う不動産担保ローン事業における事業資金
・出資募集金額 5億100万円
・出資募集期間 2016年11月14日(月)午前9時 ~ 2016年11月28日(月)午後3時
・投資運用期間 約12ヶ月
・実質利回(予定) 6.5%(年利)
9月に募集された「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus 1号」とほぼ同条件です。
年利6.5%というのは、SBISLのファンドの中では一番高い金利水準で、事業者の信用度も考慮すれば悪くない条件と言えるでしょう。
SBIは今年になってから「SBISLメガソーラーブリッジローンファンド1号」(15億円)など、規模の大きなオーダーメイド型ファンドをいくつか募集しています。今年の募集総額はまたmaneoに次ぐ水準となりそうです。
次回は「みんなのクレジット白石代表「2年以内には国内のソーシャルレンディングで首位に立つ」」の予定です。




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