サービス事業者紹介 「クラウドバンク」「ラッキーバンク」
- 2016/06/04
- 05:00
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みんなのクレジット
第2弾キャンペーンが6月3日に終わったばかりですが、立て続けに第3弾を募集しています。
キャンペーンの概要は以下の通りです。
<不動産事業ローンファンド8号>
・利回り:3%
・貸出期間:1ヶ月
・有価証券担保、代表者連帯保証付き
・キャッシュバック金額
100万円以上の投資実行で 20000円
80万円以上の投資実行で 15000円
50万円以上の投資実行で 10000円
30万円以上の投資実行で 5000円
・募集期間:2016/6/8まで
案件自体の利回りは3%と高くありませんが、100万円投資した場合1ヶ月間で2万円のキャッシュバックが得られます。
すなわち、
金利2,465円 + キャッシュバック20000円 ⇒合計22465円
が得られることになり、年利に換算すると実に27%ほどになります。
他社でもキャッシュバックキャンペーンを実施するところはありますが、これほどまでに気前の良いキャンペーンは見たことがありません。
ただ、私は第2弾のキャンペーンに80万円を投じたばかりなので、残念ながら今回は見送ろうと考えています。
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前回に引き続きサービス事業者を紹介します。
今回は、「クラウドバンク」「ラッキーバンク」 です。

サービス名 | クラウドバンク |
運営会社 | 日本クラウド証券株式会社 |
サービス開始時期 | 2013年12月 |
貸出金額実績(2015年) | 28.9億円(3位) |
利回り | 5~7% |
主な投資対象 | 各種事業者 |
貸倒率実績 (金額ベース・2016年5月時点・サービス開始以来累計) | 0% |
リンク | クラウドバンク![]() |
キャッチコピー(※) | 打倒maneo! 証券会社が手掛けるクラウドファンディングの貴公子! |
(※)キャッチコピーは私が勝手に考えたものです。 |
クラウドバンクは、AQUSHを運営するエクスチェンジコーポレーション社の元副社長である大前和徳氏が退職後、新たに立ち上げたサービスです。
サービス提供会社は日本クラウド証券株式会社です。
日本クラウド証券は、2013年に旧みどり証券に対して大前氏をはじめとする現経営陣がTOB(株式公開買い付け)を実施して買収し、社名を変更して誕生した会社です。
旧みどり証券はグリーンシートと呼ばれる未公開株式を扱っている証券会社でしたが、経営陣・社員とも買収後にほぼ入れ替わっており、実質的には新会社と言えます。
2013年12月に証券会社としては初めてのソーシャルレンディング「クラウドバンク」をサービス開始し、新興国マイクロファイナンスファンド・不動産担保型ローンファンド・中小企業支援型ローンファンドなどを次々とリリースし、順調なスタートを切りました。
また、横浜市と協定を締結し、中小企業の資金調達を支援すると発表するなど、外部との連携も積極的に進めています。
しかしそうした中、2015年7月に金融当局より「分別管理を適切に行っていない」「顧客に対し必要な情報を適切に通知していない」といった指摘を受け、3ヶ月間の新規ファンド募集などの業務停止処分を受けました。
意図的に誤った情報を顧客に提供していたり、隠していた訳ではなかったのですが、旧みどり証券のシステムを改修して継続使用していたことが原因で、そうした指摘を受ける結果となりました。
業務停止期間中にシステム面・運営面の改善を行い、2015年11月から業務を再開しています。
業務停止期間があったにも関わらず、2015年の貸出額は28.9億円と業界3位の規模です。
なお、2016年5月現在、貸倒れはまだ発生していません。

サービス名 | ラッキーバンク |
運営会社 | ラッキーバンクインベストメント株式会社 |
サービス開始時期 | 2014年12月 |
貸出金額実績(2015年) | 28.3億円(4位) |
利回り | 9~11% |
主な投資対象 | 不動産事業者 |
貸倒率実績 (金額ベース・2016年5月時点・サービス開始以来累計) | 0% |
リンク | ラッキーバンク![]() |
キャッチコピー(※) | 利回り10%超、全商品不動産担保付き-投資家の求めるものはこれだ! 26歳若き獅子の挑戦! |
(※)キャッチコピーは私が勝手に考えたものです。 |
ラッキーバンクは、2014年12月にサービス開始しており、これまで紹介した3社に比べて新しいサービスです。
サービス提供会社はラッキーバンクインベストメント株式会社です。
代表取締役の田中翔平氏は、1990年生まれと若いのですが、経営コンサルタントとしての経歴をお持ちの優秀な方です。
「中小企業の不動産事業をもっと活発化したい」との想いで、独立して会社を立ち上げました。
ラッキーバンクの特徴は、「全ファンド不動産担保付き」と、「高利回り」です。
借り手は住宅のリノベーション業者や不動産管理業、戸建て開発などの不動産事業者で、資金用途は土地・建物の取得費用やリノベーション費用などです。
全てのファンドには土地・建物などの不動産担保が付けられており、借入の安全性を高めています。
一方で、9~11%という非常に高い利回りを実現しています。
これは、借り手が購入不動産を開発後に転売することが前提となっているスキームであり、比較的短期の借り入れが多いためにこうした高利回りでもあまり問題にならないためとのことです。
(こうした短期の融資は銀行は手掛けたがりません)
この2つの特徴は日本の投資家の好みに非常にマッチしており、ラッキーバンクのファンドは募集後数分で満額となってしまうことも多いのです。
2015年の貸出額は28.3億円と業界4位の規模です。
なお、2016年5月現在、貸倒れはまだ発生していません。
次回は、サービス事業者紹介 「LCレンディング」「ガイアファンディング」の予定です。



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