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J.Lendingインタビュー(1)

昨年12月にスタートしたJ.Lendingにインタビューに伺いました。

なお、今回は「ソーシャルレンディング赤裸々日記」のファイヤフェレットさんと一緒にインタビューさせていただきました。

■インタビューさせていただいた方々
代表取締役社長 田辺 順一氏
取締役 ファイナンス事業部 事業部長兼業務部長 重本 恭秀氏
取締役 管理本部長 大浦 隆文氏

■日時
2016年1月15日

―田辺社長の経歴について教えていただきたい
私は元々野村證券の出身。
野村證券を退社後、森トラストの子会社であるMTラボという100億円くらいの規模のファンドを扱う会社に入社し、そこでジャルコへの出資を担当していたが、結局見送ることになった。
そこで、会社を退社し、独立してジャルコの資金を集めた。自身のスポンサーから1.5億を借りることができ、そのお金をジャルコに貸した。
ジャルコは、もともと電子部品の会社だったが、当時状況がよくなかった。下請けで価格競争にさらされ、毎月5000万円ほどの赤字であった。
一年ほど状況を見ていたが、途中から社外取締役に入った。そのうちジャルコに貸付けていたお金を株式に換え、ジャルコの筆頭株主になった。
海外の攻勢で業績が悪化したので、電子部品の部門は第三者に事業譲渡した。
ところで、私はパチンコが非常に好きで、一時期プロもやっていた。
そこで、2012年より、パチンコホールに対するオフバランスや、貸金を始めた。

―なぜパチンコホール向けの貸金業を手掛けたのか。
ジャルコが毎月5000万円の赤字を出しているとき、どういう商売をやったら利益が出せるかを考えた。利益率の低い業態を対象にするよりも利益率の高い業態を対象にする方が効率が良いので、10%の金利でも返済しうる業態の一つであるパチンコホールを対象とした。
パチンコホールが金融に向いている理由は、毎日現金が入ってくる点である。
パチンコは装置産業である。1店舗出店するのに、首都圏の1,000台クラスの大型店だと土地・建物・設備等で、50億円かかる事がある。
パチンコホールは全国に1万店ほどあるが、トップシェアのマルハン社でも売上高シェアは8%程度であり、多くのパチンコホール事業者がいる。また関連する業者はさらに多い。
そして、設備などは高価なものが多い。中古遊技機の売買を行うサイトがあるが、中古遊技機の決済は原則現金一括である。そこに金融機能をつけ、資金を提供することも検討している。
これらの背景からパチンコ業界にはビジネスチャンスが数多くあると考えた。

―ソーシャルレンディングサービス開始の経緯は
父が銀行員で、株をやっていた。そのきっかけで野村證券に入社し、14年勤務した。
その中で強く感じたことは、証券会社には安定した金融商品が多くあるのだろうと思っていたが、実は自分の家族や一般の投資家に対して本当に安心して勧められる商品はあまりない、ということだった。
入社時に一番人気のあったのが公社債投信やマル優対応の貯蓄などであった。利回り7~9%ほどの商品が結構あり、それは人に勧められる商品だった。
しかし、そのあとは利回りがどんどん下がっていった。
一年後くらいには、利回り商品として勧められる商品は、額面割れの転換社債くらいになった。
その後営業を担当したが、92年頃の株が非常に下がっている時期に会社は株式投信を顧客に売っていた。私はその方針に非常に違和感を感じた。
自分はその後商品設計に携わり、本当に顧客が損しないような商品を作ろうとした。
それから3年後に独立したが、顧客に損をさせないような商品を作りたいというその思いは今も続いている。
根本は、自分の親に対しても売れる商品を作りたいという思いである。
発行側も運用側もお互い納得できる金利水準で、また万一の際もちゃんと説明できるような商品としたい。借り手と貸し手のスプレッドをなるべく少なくすることでコストを削減し、利益を投資家に還元したい。
3年ほど前、パチンコホールの財務諸表を見ていたとき、よくmaneo社の名前を見た。瀧本氏とも何度か会ったことがある。それでソーシャルレンディングに興味を持った。

―maneoとはどのような関係か
パチンコホール向けのサービスを開始した当初は瀧本さんには応援していただいた。
maneo社と一緒にやろうと検討したこともあった。
自分は、利回りは低くてもより安全な案件に融資するようにしたい。
利回りが高くても、リスクが高ければマーケットが大きくならないのではないか。

―J.Lendingはどのようなサービスか
J.Lendingの利回りは他社のサービスに対して低いかも知れないが、まず安心して買ってもらえるラインナップをそろえたい。
現在、銀行定期にお金を預けている人たちがより高いリターンを求めようとすると、投資信託などになってしまい、急にリスクが高くなる。その中間の商品がない。J.LENDINGのローンファンドはミドルリターンでありながら、保全等で安全面を考慮しており、リスクも限定的な商品だと思っている。
個人でも買えるし、年金基金などにも買ってもらえるような商品を目指す。むやみに高利回りを追及するつもりはない。

―現在の社員数は
グループ全体で社員が7名、役員が7人。
ほぼ全員がソーシャルレンディングに関わっており、既存の業務と兼務でやっている。全員にソーシャルレンディング業務をよく知ってほしいと考えている。
今後は分配などのバックオフィス業務が増えてくるため、社員は増やす予定。

―どのように借り手を募集しているのか
パチンコ業界に関しては、もともと融資を希望する会社が数多くある。その中から、安全性の高い先を優先して貸し出す。パチンコホールについては、10年以上にわたりある程度つきあいのある会社がたくさんある。
パチンコ関連の業種(不動産・設備関連・倉庫など)などもお金を借りたいという会社があるので、それも候補になる。
パチンコ以外の業種については、自分の個人会社であるカタリストで社債を発行しているが、その社債を買うのは、超富裕層の人たちであり、そのつながりがある。そういう人たちが持っている事業資産も、融資の対象となる。また、それらの人たちからの紹介もある。
銀行からも借りられるような事業でも、様々な制限があり、借りられないこともある。
案件はたくさんあるが、全てに対応することはできていない状態。
ただ、急に来て高金利でもよいから貸してくれ、という会社に対しては、怖いので貸さない。

―第一号案件の借り手はパチンコホールだったが、今後もパチンコ関係企業への融資が中心となるのか
必ずしもそうではない。基準となるのは、収益力と、本気で返す気があるか。また、担保があるかどうか。
パチンコホールに対する貸付は手堅いと考えているが、業種に対するこだわりはない。

(続く)





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(2015/03/10)
中田健介

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中田健介(けにごろう)

Author:中田健介(けにごろう)
IT系企業に勤務しています。
2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
 ソーシャルレンディングは将来性のあるビジネスモデルです。自分も微力ながらこのブログを通じて知名度の向上に努めたいと思っています。

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