maneo アメリカ向け投資プラットフォーム「ガイアファンディング」を10月にスタート
- 2015/09/26
- 05:00
アメリカ向けの新しい投資プラットフォーム 「ガイアファンディング」
アメリカの住宅などの不動産を担保とした融資です。
掲載されている動画より、情報を抜粋しました。
■ガイアファンディング創業者について
創業者は、真鍋氏とケルビン・チウ氏の2名。
真鍋氏は米国公認会計士で、2012年に不動産開発ファンドを立ち上げた。
大学卒業後に、個人でも一戸建て、多世帯住宅などの不動産投資、融資を手掛ける。
ケルビン・チウ氏は、米大手金融会社で13年働き、その間ニューヨークで不動産投資を始めた。
2007年からは東京の金融業界で働く。
2012年にアメリカにもどり、不動産投資ファンドを設立
約140億円の融資を成功させた実績あり。
不動産担保融資に関しても何年もの経験がある
■ガイアファンディングのリスクについて
不動産開発業者から持ち込まれる案件について、経験・実績を踏まえ、通常よりも厳しい査定基準を通って編成しているため、リスクは低いと考えている。
例えば、担保付き案件について、ローン対資産価値比率は65~70%と低めに設定している。
開発業者は、シアトルのドリュー、サンフランシスコのパトリックなど、経験豊富である。
■為替リスクについて
ドル円の為替についてはヘッジしているので、投資家には為替リスクは発生しない。
■最後に
アメリカで実績のある、ローリスクでリターンの高い優良投資物件を提供できると確信している。
<不動産開発業者ドリューの話>
■例:ワシントン州メープルバレーハイツの案件
住宅を建設するため、土地を1000万円で購入した。建築費用は3000万円で、2つのフェーズに分けて融資をした。
1つ目のローンで土地の購入と許可を取り、2つ目で建設に必要なローンを準備した。
貸付額は3800万円で余剰資金を含めている。残りはダニエルが自己資金を投資している。
以前このエリアで実施した同様のプロジェクトから考えると、6800万円~7500万円くらいで売れると考えている。
通常は4~5ヶ月で完成する。
銀行がなぜ貸さないのかというと、審査時間が長すぎて土地の決済に間に合わないため。
■例:ワシントン州メープルバレー市の案件
安い土地を購入し、購入した物件を市の建築許可承認プロセスを経て新築の家を建てる。
この家は売り出して45日目で約7500万円で売れた。
このあたりはキングカウンティと呼ばれるエリアで、価値がどんどん上がっているので、中古の家や土地を安く買って新築に建て替えれば高く売れる。
ドリュー氏は、中古物件を見つけては家主と直接交渉を始める。
時には売りたいと思っていた家主から感謝されることもある。
■不動産開発への貸付のリスクについて
リスクはとても低いと考えている。、ビジネスプロセスはこれまでの経験を元にしてリスクを限りなく低くするようデザインされている。
例えば、融資金額を不動産完成価値の65%までと限定している。そうすることで、市場の価格変動やコストが予想を上回った場合でも融資金を守ることができる。また、使わなかった資金をSPCにリザーブしているので、追加の保全ができていると言える。
投資案件は担保付きで提供することでリスクを軽減し安定した利回りを作りだしている。
■投資先のエリアについて
投融資をするエリアは厳選している。価値が下がっているエリアや不景気な地域には投資しない。
これから成長するマーケットに特化し、エリアに詳しい開発業者の意見も取り入れ、慎重に場所を決めている。
また、借り手である開発業者にも自己投資してもらうようにしている。自分の投資した仕事を早く完成させるという意識を持たせるため。
担保不動産の価値に対して融資金額を7割程度に低く抑えるようにしているとのことなので、そこは日本の不動産担保型ソーシャルレンディングよりも安全そうです。
また、為替リスクもないとのことなので、その点も安心できそうです。
ただ、やはり完成した不動産物件の売却が前提となるようなので、予定通り売却できなかったり、サブプライムショックのように不動産の価格が下がってしまった場合のリスクはやはり残りそうです。
利回りや投資期間など具体的な条件はまだ示されていませんが、楽しみにしています。
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