オーナーズブック運用状況(2015年8月) 初の投資案件は転売が成立し利回り14.4%に
- 2015/09/16
- 05:00
<利益について>
貸出残高10万円に対して、分配金は1,041円(税引き前)でした。
利益率は、12.5%になりました。
7月3日に運用開始した「御苑高木ビル 第2回」は、予定利回り5.0%・投資期間9ヶ月間の案件でしたが、
7月31日に転売されたため、わずか1カ月での返済となりました。
ロードスターキャピタルからの通知は以下の通りです。
<以下引用>
先日ご連絡いたしました下記案件につきまして、担保不動産の所有者である
ロードスターキャピタル株式会社が当該不動産の譲渡を完了しましたので
お知らせいたします。
< 概 要 >
● 担保不動産名称 : 御苑高木ビル
● 案件名称 : 御苑高木ビル第一回匿名組合出資持分案件
(2015年6月11日成立)
又は御苑高木ビル第二回匿名組合出資持分案件
(2015年7月3日成立)
● 売買決済日 : 2015年7月31日
● 売買金額 : 130,000万円(税別)
● 購入者(買主) : 国内事業会社
本案件につきましては、売買金額がターゲット価格(99,600万円(税別):
重要事項説明書及び契約締結時交付書面「特約事項」記載をご参照下さい。)
を上回っているため、追加配当が行われる見込みとなっております。
なお、追加配当に関しては利息制限法の範囲内で行います。
<引用終わり>
ターゲット価格を3割ほど上回る価格で売却できたようです。
上記の「利息制限法の範囲内」とは、利息制限法 第1章 第1条の「元本の額が百万円以上の場合 年一割五分」のことを言っていると思われます。上限15%ということですね。
「投資状況一覧(ポートフォリオ)」画面には、確定利回り14.4%とあります。
おそらく日数で厳密に計算すればその値になるのでしょう。

いずれにしても、期せずして想定利回りを大きく上回る利益を上げられたことになります。
運が良かったわけですが、また同じように早期に転売される案件を事前に見極めることはできないので、今後も狙っていくことは無理なようです。
ちなみに、これまでオーナーズブックで募集された全14案件のうち、転売により想定利回りを大きく上回ったものは3件ですので、比率でいうと約20%です。
この数字を見る限り、それほど頻繁に起こることではないようなので、あまり期待せず、転売されればラッキー、というくらいに思っておいた方がよいでしょう。
しかし、案件が通常通り返済されれば利回り5%で、約20%の確率で利回り10%以上になるということは、平均すれば利回り6%ということになります。(デフォルトを考慮しなければですが)
不動産担保ローンで利回り6%というのは他と比較してもなかなか良い数字だと言えます。
<返済状況について>
先に書いたように、「御苑高木ビル 第2回」が完済となりました。
<新規貸出について>
返ってきた10万円を、ちょうど募集されていた以下の案件に投資しました。
・東京23区マンション第1号ファンド第1回 5.0%・7ヶ月 ⇒10万円
ちなみに、オーナーズブックはこれまで借り手の社名・物件名を明記していましたが、貸金業者登録を行ったのに伴い、今月から借り手・物件名が非公開となりました。
また、借り手の複数化(複数の案件で1つのファンドとする)も行っています。
<過去の運用実績について>
今年の運用実績は以下の通りです。
オーナーズブック運用実績サマリ(2015年) | |||
時期 | 貸出元本 | 純利益 (手数料引後・税引き前) | 純利益率 (年利換算) (純利益/前月度の貸出元本×12) |
2015/1 | - | - | #VALUE! |
2015/2 | - | - | #VALUE! |
2015/3 | - | - | #VALUE! |
2015/4 | - | - | #VALUE! |
2015/5 | - | - | #VALUE! |
2015/6 | - | - | #VALUE! |
2015/7 | 100,000 | 0 | #VALUE! |
2015/8 | 100,000 | 1,041 | 12.5% |
2015/9 | 0.0% | ||
2015/10 | #DIV/0! | ||
2015/11 | #DIV/0! | ||
2015/12 | #DIV/0! | ||
(集計) | 100,000 | 1,041 | 6.2% |
↑貸出元本平均(年間)(A) | ↑純利益累計(年間)(B) | ↑純利益率(年間)(B/A) | |
(各月末時点での数値) |
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