フィリピン不動産投資のその後(1) 仲介業者WRIG社が業務を放棄?
- 2016/06/25
- 05:00
(なお、この記事は2015年4月に書いたものですが、その後1年ほど非公開としていたものです。)
ご了承ください。
前回の記事はこちら↓
フィリピン不動産投資物件比較
■これまでの経緯
2014年6月にマニラのコンドミニアム(日本でいうマンション)を購入しました。
プレビルド物件(未完成物件)で、完成予定は2018年です。
WRIG社(旧MSJ社)という日本の仲介業者を通じて購入しました。
支払い方式は、完成まで毎月代金を支払う方式としました。
しかし、ディベロッパより支払遅延通知が2度も送られてきました
月々の支払いが滞っているという内容です。
1回目は2014年9月・2回目は2015年2月に届きました。
2回目の通知によると、2014年10月以降支払いがされていないとのこと
遅延分のペナルティーも含めて15日以内に支払わないと法的な手段をとるとの内容です。
支払いはWRIG社からの請求に応じて毎月支払っていましたが、2014年10月以降そういえば請求がきていなかったので支払っていませんでした。
すぐにWRIG社に状況を報告するよう連絡しましたが、いくらメールしても、「現在ディベロッパに確認中」というばかりでらちがあきません。
日本の麹町にあるWRIG社のオフィスに何度か電話しても誰も出ませんでした。
事前に来訪予定をメールで伝えてから麹町のオフィスに行っても、インターホンを押しても誰も出ず、中に入れませんでした。
どうも、すでに麹町のオフィスは無人になっている可能性が高いようです。
さんざんメールし、法的な手段をちらつかせるとようやくWRIGのフィリピン本社の松丸社長から2015年4月2日になって電話がありました。
しかし、やはり「支払状況について確認中」というばかりで具体的な説明は何もありません。
経理の伝票を確認しているが、数が多いので時間がかかる、など訳の分からない言い訳をする始末です。
あてにならないので、ディベロッパであるshang propertiesに直接メールで連絡をとって状況を確認することにしました。
担当者はもちろんフィリピン人なので英語でやりとりする必要があります。
英語は得意ではありませんがそんなことは言っていられないので、excite翻訳を駆使してメールを作成し、送りました。
shangに直接送金を行うように調整するつもりです。
とりあえずディベロッパに支払いを行うのが最優先ですが、できればWRIG社との契約は解除し、仲介手数料約30万円は返して欲しいものです。
また、支払遅延の他にもう一つ問題があります。
現地で購入したのは2014年6月ですが、2015年になってもまだ売買契約書が送られて来ません。
WRIG社から以前聞いた話では、通常購入後3ヶ月くらいで送られてくるとのことでしたので、遅すぎます。
さんざんWRIGに催促し、2015年3月末になってようやく送られてきましたが、実は2月26日にはディベロッパよりWRIG社に届いていたが、1ヶ月近く担当者が放置していたため送付が遅れたとのこと。
いい加減な対応です。
というか、会社としてもはや機能していないのかもしれません。
この売買契約書にサインしてディベロッパに返送するわけですが、フィリピン国内でサインせず、日本でサインをする場合は、日本国内の「公証役場」で契約書の認証を受け、さらにフィリピン大使館で認証を受ける必要があるそうです。
当然そんな手続きはやったことはありませんので、勝手がわかりません。
もともとその手続きは仲介業者であるWRIGに委託するつもりでしたが、もはやWRIG社があてにならないので、自分でなんとかするしかありません。
次回は「フィリピン不動産投資のその後(2) 新たな仲介業者を探す」の予定です。



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