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maneoの案件が複数化(ファンド化)。ただし投資家への影響はほとんどなし

昨年からアナウンスされていましたが、maneoの案件が4月1日から複数化(ファンド化)されました。

maneo画面20150426


これまで「1案件⇔1つの貸出先」だったのが、今後は必ず2つ以上の貸出先で一つの案件(ファンド)が構成されます。
金融当局からの要請に応えた対応です。

ファンド化されたとはいえ、個々の貸出先の情報はこれまで通り見ることができます。

<貸出先1の情報>
maneo画面(2)20150426

<貸出先2の情報>
maneo画面(3)20150426

また、今回の対応に伴い、利回りの表記が、「x%~y%」というように変わりました。

これは、利回りが未確定で変動する可能性があるという意味ではなく、ファンドの貸出先の中で最も低い利回りのものがx%で、最も高い利回りのものがy%という意味です。
各貸出先への貸出額も決まっているので、変動する要素はありません。

複数化されてから現在までに募集されたファンドは、全て2つの貸出先から構成されており、3つ以上の貸出先から成るファンドはありませんでした。
また、2つの貸出先のうち1つは、「すでに成立済みの貸出先」のものでした。
これは、以下の理由によるものです。

<以下瀧本氏のブログより引用>
実は、ご指導に従うには、

・実行済み案件と、
・これから行う案件
との組み合わせとせざるを得ないことになります。
 
 
ちょっと説明しましょう。
 
 
理想的には、
案件1(A社に対し2,000万円)と
案件2(B社に対し3,000万円)を
まとめてローンファンドとして募集すべきなのですが、

A社の事情により、契約直前になってmaneoとA社の金銭消費貸借契約がキャンセルされた場合、
B社に対してのみの融資となってしまい、結果として監督行政機関からのご指導である「複数化」に対応できなくなってしまうからです。
 
 
また、
案件1(A社に対し2,000万円)
案件2(B社に対し3,000万円)
案件3(C社に対し4,000万円)
をまとめてローンファンドとして募集した場合で、
A社の事情によってA社がキャンセルとなったケースでは、
A社分として募集させて頂いた2,000万円が宙に浮いてしまい、
結果的にローンファンド全体をキャンセルせざるを得ず、B社とC社にご迷惑をかけてしまうからです。

結果として、理想的でなく、現実的にこのリクエストに従うならば、
すでにmaneoの資金で融資が行われた(A社に対し2,000万円)と
これから融資を行う予定の(B社に対する3,000万円)
を組み合わせるのであれば、A社のキャンセルはありえず(すでに実行済みだから)
B社がキャンセルになっても、ローンファンド全体をキャンセルしてA社に迷惑がかからない、

つまり、
・実行済み案件と、
・これから行う案件
との組み合わせとせざるを得ないことになります。
<引用終わり>


金融当局からの要請に厳密に応えようとすると、運営上どうしても2つのうち1つは「実行済みの貸出先」とならざるをえない、とのことです。

「実行済みの貸出先」とは具体的に何を意味するかと言うと、
「maneoからUBIファイナンス社を経由して他社に貸し出す案件で、
なおかつUBIファイナンスからから他社への貸出はすでに実行されているもの」

を指すようです。
少なくとも、ファンド化が開始されてから現時点までに募集されたファンドではすべてそうなっています。
(「C社」がUBIファイナンス社であることは過去のデータより明らかです)


ところで、例えば「不動産担保付きローンファンド34号」を見ると、2つの貸出先の金額の比率は
(貸出先1)AE社: 4000万円
(貸出先2)C社:  5万円
と、貸出先1の比率が実に99%以上を占めています。
他の案件の比率も似たようなものです。

つまり、今回貸出先が複数化されたとはいっても、貸出額の比率を見ると実質的に1社に対して貸出を行っているのとほぼ同様です。
今回の複数化(ファンド化)は、(少なくとも現在のところ)非常に形式的な対応であると言えます。

したがって、投資家からすると、これまでと何ら変わりはないということになります。
(複数化によるメリットもデメリットも特にない)


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(2015/03/10)
中田健介

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Author:中田健介(けにごろう)
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2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
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■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
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