クラウドバンクのシステムが改善されました
- 2015/05/02
- 05:00
明細・履歴画面で、各明細がどのファンドからの分配金なのか明記されるようになりました。
また、末尾に分配金の合計額も表示されるようになりました。

この対応により、返済遅延が発生した場合もすぐにわかるようになりました。
また、ファンドごとにいくら収益があがったかという実績もわかります。
(ただし自分で集計する必要はありますが)
さらに、分配金の明細の数を数えればファンドを構成する借り手の数も大体わかりそうです。
クラウドバンクのシステムについては、今回の改善点の他にも投資家から色々問題点が指摘されています。
残る大きな問題点としては
「銀行口座からの入金や分配金の入金、ファンドの募集状況などで、最新の状況がすぐに反映されないときがある。」
という点があります。
これは、仮に返済遅延が発生しても投資家にはわかりようがないという点で特に問題です。
以前お話を伺った際、大前社長はじめ社員の皆さんはシステムの問題を強く認識していました。
現状では投資家数、貸出の一層の拡大にとってはシステムがネックになっているということでした。
また、分配金や入金・出金の反映処理などで人手による部分も多く、運用の負荷が高いとのことです。
おそらくシステムの改善の必要性を一番切実に感じているのは社員の方々でしょう。
一度に全て修正するのは難しいかも知れませんが、今後も段階的でよいので引き続き改善していってほしいと思います。
大前社長によると、以前副社長を務めていたAQUSHでは、システムを作り込んだ結果、画面の見やすさや運用の自動化は実現したが、新たな機能を追加することが難しくなってしまったとのことでした。
その反省を踏まえてクラウドバンクではあまりシステムを作り込みすぎないようにしたとのことです。
私もシステム開発の仕事をしているので、確かにそのあたりのバランスが難しいのは理解できます。
個人的には、見た目はシンプルで機能も最低限でよいので、安定性と拡張性の高いシステムを目指して欲しいと思います。
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