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maneoビジネスモデルの変更を発表(複数化・覆面化)

maneoがビジネスモデルを変更することを発表しました。

瀧本社長がブログおよびメルマガの中で明らかにしました。

瀧本社長のブログ

<以下引用>
maneoのビジネスモデルに対し、監督行政からリクエストを頂きました。

1.覆面化(借入人の匿名性を確保)
2.複数化(個別案件ではなく、バスケット型へ)

というものです。

8月からこのような形にすべく、現在システムの改良中です。
<引用終わり>


maneo以外のソーシャルレンディング各社(AQUSH,SBI,クラウドバンク)はいずれも当初から借り手名が非公開で、また複数の借り手を1つの匿名組合としてその組合に対して貸し出す形をとっていました。
(借り手と貸し手がn:n)

これに対して、maneoはこれまで借り手企業名を原則として公開していました。
(一部非公開の案件もありますが)
また、1社の借り手に対して複数の貸し手が貸す形式となっていました。
(借り手と貸し手が1:n)

こうした点がmaneoの独自性だったわけですが、覆面化・複数化というビジネスモデルの変更は、こうした独自性が失われることを意味します。
借り手が直接文章や動画などで事業の将来性をアピールしたり、投資家からの質問に答えたりするといった双方向のコミュニケーションがmaneoの一つの魅力でしたが、そうしたコミュニケーションもなくなるでしょう。
行政からの指導によるものなので対応せざるを得ないとは思いますが、投資家としてはやや残念な気もします。

行政からこのタイミングで指導が入った理由は不明ですが、おそらく名目としては「投資家保護」「借り手のプライバシー保護」といったところではないかと想像できます。

ただ、海外のソーシャルレンディングを見ると、「覆面化・複数化」のサービス形式が主流というわけではありません。
世界最大のソーシャルレンディングである米lending clubも、複数化せず、個別に借り手を指定して貸し出す方式です。
必ずしも「覆面化・複数化」が投資家保護につながるとは言えないでしょう。

(lending club貸出画面)↓
lendingclub画面

まだ草創期にある日本のソーシャルレンディング業界が、行政からの画一的な指導によりサービスの独自性をつぶされてしまうとしたら、余計な介入であると言えます。
投資家として、もし機会があれば行政にそうした声を是非届けて行きたいと思います。






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中田健介(けにごろう)

Author:中田健介(けにごろう)
IT系企業に勤務しています。
2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
 ソーシャルレンディングは将来性のあるビジネスモデルです。自分も微力ながらこのブログを通じて知名度の向上に努めたいと思っています。

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