フィリピンホテルファンドについて
- 2014/06/18
- 05:00
![]() | 年収500万円からのフィリピン不動産投資入門 (2014/01/31) 服部 富雄 商品詳細を見る |
ホテルファンドとは、ホテルの1室を所有できるというものです。
以下の特徴があります。
・所有者は自分で使用することはできない。
・家具や室内の備品は最初からそろっている(費用は不要)
・清掃などのメンテナンスはホテルが行ってくれる。
・予め投資用として売買されるため、利益が出るように価格設定されている。
・管理委託費用・固定資産税などの支払いなし
事例として、マニラのマカティという地域に建設予定のホテルの1室が紹介されています。
・広さ:37.49平方メートル
・価格:450万ペソ(約1160万円)
・運営費:収入の60%
・想定利回り:9.2%(稼働率70%の場合)~11.9%(稼働率90%の場合)
想定利回り9.2%であればコンドミニアム投資よりも利回りが良さそうです。
また、入居者を探したり管理を委託したりという手間がないので、初心者にも向いていそうな気がします。
問題は、1160万円とかなり金額が大きいことです。もう少し低い価格帯の物件があればよいのですが。
また、ホテルファンドについて紹介しているのは、今回読んだ本の中ではこの本だけでした。
また、この本の中でも事例はこれ1つだけしか紹介されておらず、コンドミニアム投資に比べると物件の数は少ないようです。
現時点で不明な点は以下の通りです。
・購入方法(取扱業者)は
・将来的に売却は可能なのか
・何年保有できるのか
・実際の稼働率はどの程度を想定すべきか
・ホテルの倒産時などはどうなるのか
・国内にも同じようなホテル投資はあるのか。あるとしたら価格帯・利回りはどの程度か(参考として)
・ホテルに投資するREITなどはあるか。あるとしたら価格帯・利回りはどの程度か(参考として)
・税金や手数料など
こうした点について調査していきたいと思います。
もし海外不動産投資に詳しい方がいらっしゃれば、是非情報・アドバイス等いただけると幸いです。
- 関連記事
-
- フィリピンホテルファンドについて (2014/06/18)
- フィリピン不動産投資物件比較 (2014/10/15)
- フィリピンコンドミニアム購入の流れ (2014/09/13)
- マニラ不動産視察レポート(1) (2014/10/01)
- フィリピン不動産取扱業者「エイブルマニラ」から話をうかがいました (2014/08/16)