海外不動産投資について調べています(2)
- 2014/05/14
- 05:00
関係する本を何冊かAmazonで購入して読みました。
![]() | 誰でもできる!やさしい海外不動産投資 (2012/09/14) 浦田健、奥村尚樹 他 商品詳細を見る |
![]() | 決定版! 海外不動産投資《地球の買い方》 (2013/02/15) 一般社団法人 アジア太平洋大家の会 &一般社団法人 日本賃貸経営業協会 商品詳細を見る |
![]() | はじめてのタイ不動産投資 ~コンドミニアム購入の仕方と投資のポイント~ (現代の錬金術師シリーズ) (2012/11/17) バンコク大家 商品詳細を見る |
![]() | 日本脱出先候補ナンバーワン国 マレーシア 資産運用・不動産投資・ロングステイ (2011/06/11) 石原 彰太郎 商品詳細を見る |
どれも情報量が多く良い本でした。
すべての内容を紹介することはできませんが、わかったことを自分のメモ代わりにいくつか記載します。
・国によって外国人が不動産を保有できるところとできないところがある。
土地付き住宅購入・所有 | 区分所有(コンドミニアム) | 住宅ローン | |
マレーシア(※) | ○ | ○ | ○ |
シンガポール | × | ○ | ○ |
フィリピン | × | ○ | ○ |
タイ | × | ○ | × |
カンボジア | × | ○ | × |
インドネシア | × | × | × |
ベトナム | × | × | × |
(※:ただし、50万リンギット(約1250万円)以上の物件のみ購入可能)
・フィリピンのコンドミニアム投資では、「ノンリコースローン(非遡及型融資)」というローンが利用できる。
これは、ローンを組んで不動産を購入し、万一返済不能になった場合、物件を手放して返済にあてれば、仮に売却価格がローン残高よりも低くても、その差額は返済不要となる、というもの。
物件価格低下のリスクを抑えることができる。
(「年収500万円からのフィリピン不動産投資入門」より)
・フィリピンのコンドミニアムは、完成前(建設中)に購入できる(プレビルド)。
早く購入すれば早いほどディスカウントが受けられる。
例えば、完成の2年前に購入すれば、1割程度ディスカウントされる、という感じ。
(「年収500万円からのフィリピン不動産投資入門」より)
・物件購入やローンを組んだり賃料を受け取るには、現地に銀行口座を開設する必要がある。
(「年収500万円からのフィリピン不動産投資入門」より)
・海外不動産投資にあたり、英語はどうしても必要となる。
ただし、英会話は不得意でも、基本的な英語メールのやり取りができれば何とかなる。
(決定版! 海外不動産投資《地球の買い方》より)
(私も英会話は得意ではありませんが、メールなら辞書を見ながら何とかなりそうです)
・海外で不動産所得があれば、現地で毎年税金の申告が必要。
一般的には現地の税務専門家に手数料を払って依頼する。
日本と租税条約を結んでいる国であれば、海外で納税したら日本における確定申告の経費として計上できる。
(税金の二重取りを防ぐ措置)
(決定版! 海外不動産投資《地球の買い方》より)
(税金の申告を日本だけでなく海外でもやらないとならないのは面倒ですね)
・不動産投資を行う国を選ぶのに重要なポイントは3つ
①人口増加・経済成長・インフラ整備が見込まれる国。資源国家・対外貿易黒字国であればさらによい。
②治安・法整備・国民性
③政治の安定性
(「誰でもできる!やさしい海外不動産投資」より)
・現地企業選びのポイントは以下の通り
・取引上の疑問に対してしっかり調査・回答できるか。
・有利な条件で融資のあっせんはしてもらえるか。
・海外口座開設サポートはあるか。
・完成後の管理体制は整っているか(過去の実績・管理戸数はどうか)
・現地に日本人スタッフが常駐しているか
現地企業の手数料は、3%程度と考える。
(「誰でもできる!やさしい海外不動産投資」より)
・海外不動産投資は、必ず出口を意識しなければならない。
重視するポイントは2つ。
・生活環境とビジネスへのアクセスが整っているか。
・数年後に現地のミドル~アッパー層が購入できる価格帯であるか
(「誰でもできる!やさしい海外不動産投資」より)
・海外に限らず不動産は必ず現地を見ることが必要。
チェックすべきポイントは以下の通り。
・プロジェクトの概要(総戸数・面積・立地・竣工時期・間取り・付帯施設など)
・周辺の開発状況(ショッピングセンター・駅など)
・購入しているのはどんな人か(地元の人に人気のある物件か)
・割引率・価格・ローンの利用可否・賃料
・現地の販売センターの様子(スタッフの対応は丁寧か)
(「誰でもできる!やさしい海外不動産投資」より)
・現地の情報を日本で収集するには以下の方法がある。
・ネットのニュース
・不動産コンサルティング企業のレポート(英語)
・為替動向
(「誰でもできる!やさしい海外不動産投資」より)
・不動産投資はローンを組んだ方が投資効率がよい。
ただし、以下のようにローンの利用できない場合もある。
・高齢の人(借入年齢限度は70歳前後)
・借入の多い人
・定期的な収入の無い人
(「誰でもできる!やさしい海外不動産投資」より)
・タイの首都バンコクおよび近郊県では、100万バーツ(約250万円)から新築コンドミニアムが購入できる。
また、購入後も物件価格が下がりにくい。
(「はじめてのタイ不動産投資 ~コンドミニアム購入の仕方と投資のポイント」より)
・タイでは不動産の購入意欲が高い。
賃貸需要の主なマーケットは、月々の家賃が5000バーツ(約13000円)以下の物件。
(「はじめてのタイ不動産投資 ~コンドミニアム購入の仕方と投資のポイント」より)
もし海外不動産投資に詳しい方がいらっしゃれば、是非情報・アドバイス等いただけると幸いです。
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