maneoで1月に募集されたUBIfinance向けの
融資案件8件(2億4000万円分)が、資金募集終了後にキャンセルとなりました。
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【UBIfinance第144弾~第151弾】事業性資金支援ローンへの投資士業(弁護士、司法書士、税理士等)に対してマーケティングサービスを提供する会社(以下、A社)に対して3億円の融資を実行するという案件でしたが、2億4000万円を集めたところで
「UBIfinance社の融資先である事業者の事情により、」突如案件がキャンセルとなりました。
(集めた資金は当然投資家に返金されているはずですが)
maneoで
資金募集終了後に案件がキャンセルとなるのは異例です。
(以前「あらしのよるに」のアニメーション制作への融資案件がキャンセルとなりましたが、他にはないと思います)
今回のキャンセルの経緯について、社長の瀧本氏はメルマガ・ブログで以下のように説明しています。
↓
投資案件がキャンセルになりました。申し訳ありません。<以下引用>
1.UBIfinance社に、A社から3億円の融資のご依頼がありました。
2.A社とは、昨年お取引を開始しており、与信も高かったので、
3.直近のA社の状況を審査し、問題がなかったので融資実行の判断を致しました。
4.A社は1月末に資金をご希望でした。急な話でした。
5.maneo社で資金を短期間に集めさせて頂くため、通常より高い年利9%の募集を開始いたしました。
6.結果的に、2億4千万円の資金を集めさせていただきました。
7.ところが、昨日になり、A社に対する融資を一旦キャンセルすべきとの判断に至る事象が発生いたしました。
8.そこで、融資実行の前日ではありましたが、昨日、maneoにて案件キャンセルとさせて頂きました。
<引用終わり>「キャンセルすべきとの判断に至る事象」の詳細については不明です。
金利9%と好条件だったため、キャンセルとなったことに対して投資家からは
不満の声も上がっているようです。
また、投資家口座にキャンセルとなった資金があふれ、
しばらくは投資しにくい状況が続くかもしれません。ただ、直前とは言え、融資実行前にキャンセルとの判断が行われたことにより、
投資家への影響は最小限に抑えられたとも言えます。
融資実行後に問題が発覚し、結果として返済が滞るような事態となれば、影響はより広がっていたかも知れません。
詳しい事情はわかりませんが、問題のある融資を直前に中止したことはむしろ評価すべきではないでしょうか。
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