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【セミナーレポート】maneo投資家セミナー(2014年1月10日)

2014年1月10日に開催されたmaneoセミナーに参加しました。
セミナーの様子をレポートします。

<日時>
 2014年1月10日 19:00~20:30
<講師>
 瀧本憲治社長
<会場>
 東京国際フォーラム

参加者は15名ほどでした。
30代~50代ほどのビジネスマン風の方が多かったようです。
また、質問内容からすると、かなりmaneoや投資全般について詳しい方が多く、おそらくすでにmaneoでの投資をされている方もかなりいたと思います。

<説明内容>
特に印象に残った箇所を中心に記載します。

■瀧本氏自己紹介
 学生時代~卒業後いくつかの職を経てUBI社へ入社。
 UBI社で不動産事業や企業再生を手掛けて、maneoに出資するまで。
 (詳細は省略しますが、波乱に満ちた大変興味深い半生と感じました。)

■ソーシャルレンディングとは
・新興国では年利20~30%の国もある。
 日本の銀行は、担保があっても資金を何に使うかというストーリーがないと貸してくれない。
 そのため、担保があっても銀行から借りられず、金利が15%でもよいから借りたいというニーズがある。

■maneoの概要説明
・maneoが3社体制(maneo,maneoエスクロー,maneoマーケット)なのは、「倒産隔離」(倒産時に投資家の資金を保全する)のための仕組みである。

・maneoは貸金業者として登録している。
 当初金融庁から許可を得る際、投資家には貸金業者の免許は不要なのか議論になった。

・現在maneoは月1000万円ほどもうかっている。

■案件例説明(不動産担保付きローン)
・不動産担保付きローンにおいてUBI financeを通して貸すのは、いくつか理由がある。
 1つは、借り手によってはmaneoから借りていることを知られたくない会社もあるため。
 また、借り手に対して先に貸して、後からmaneoで資金を募集するケースもある。
 (UBIグループ内に2つ貸金業者があるのは本来あまり意味がないため、できれば1つにしたい)

・ドリーミングハウス社は元々フルハウスという会社の一部門であったが、その会社がリーマンショック時に倒産し、一部が独立したもの。
 そのため、銀行などはお金を貸しづらかったため、UBI・maneoで貸していた。

・現在maneoの個別案件画面には「この案件に投資する」というボタンがなく、直接投資画面にいけない。
 これは、金融庁からの指示によるもの。
 当初金融庁からはオーダーメイド型ではなくファンド型にするように言われた。(リスク分散のため)
 
■質疑応答
Q:maneoは当初個人向け貸出を手掛けていたが、それを辞めたのはなぜか。
A:貸し倒れが多かったため。
  信用力の高い個人が多いのであればやりたい。
  アメリカでは個人向け貸し出しがビジネスとして成り立っている。(PayDayLoanなど)

Q:ノンバンクと比較した際の強みは?
A:maneoの審査は、maneoの役員で元地銀出身者が言うには、地銀の審査よりも厳しいとのこと。
  ノンバンクの金利は7~8%程度で、maneoよりも必ずしも低くはないが、事務手数料を取るので、割高となることもある。

Q:最近老人ホームを買収したとのことだが、その出資はどのようなスキームで行うのか。
A:UBIは50億で老人ホームを買収した。うち38億は銀行から借りた。
  残り12億はmaneoで募集したい。
  UBIが保証する予定。

Q:妹尾さんが退職された理由は。
A:本人が以前から、5年・100億をけじめとしたいと言っていた。
  ケンカしたわけではない。

Q:maneoの金利は総合課税になっているが、分離課税にはできないのか。
A:匿名組合出資のため、必ず総合課税になってしまう。

Q:もしも貸し手が一斉に資金を引き揚げた場合、資金が不足して引き揚げられなくなるようなことはないか。
A:そのようなことがないように仕組みを設計している。
  なお、maneoはあくまでリスクのある投資である。全財産を投じることはやめてほしい。
  貸し倒れのリスクは出資者が負う仕組みになっているが、実際問題としてWebサイトの情報だけで見極めるのは難しいと思っている。
  また、金利が高い案件はやはりリスクも高い。

Q:UBI financeはどういう会社なのか。
A:maneoと同じくUBIグループの貸金業。
  maneoでUBI関連の資金を募集することに対して批判もあるが、そうでもしないとソーシャルレンディングというビジネスは成立しないのではないか。
  また、急な資金ニーズがあり、先にお金を貸して後から募集する場合もある。
  ちなみに、maneoは近々拠点を日比谷へ移動する予定。

Q:マイクロファイナンスなど社会性の高いビジネスを手掛ける予定はあるのか。
A:今のところない。そうした社会性の高いビジネスを手掛ける企業は他にもある。
  maneoはあくまで投資家の資金を増やすニーズにこたえたい。
  以前、試みで1%を寄付するという案件を出したことがあったが、特に募集状況の違いはなかった。
  なお、エクイティ投資はやりたいと考えている。

Q:maneoは自己勘定での貸付を行っているのか。
A:ほとんど行っていない。
  現在1件のみ。

Q:銀行出身である妹尾氏が退職されたが、審査能力への影響はないのか。
A:メンバーには他にもいろいろな銀行の出身者がいる。
  また、自身も審査には直接かかわっており、審査は問題ない。

Q:現在のmaneoの株主構成は。
A:現在はUBIの100%出資。以前シナジーパワー社が50%持っていたが、買い戻した。
  現在はシナジーパワー社との関係はない。
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Author:中田健介(けにごろう)
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2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
 ソーシャルレンディングは将来性のあるビジネスモデルです。自分も微力ながらこのブログを通じて知名度の向上に努めたいと思っています。

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