maneoの社長が交代してから1か月余りですが、さっそく新サービスを打ち出してきました。
その名も「maneoの虎」です。
↓
https://www.maneo.jp/apl/landing/newprojectサービス概要は以下の通りです。
<以下引用>
(その1)「アイディア」や「情熱」に対する投資
ビジネス成功に向けた借入希望者の熱い思い、彼らの可能性に対する投資であり、投資家からのご支持によって借入希望者の挑戦の実現をサポートするという要素を持ったプロジェクトです。
(その2)ハイリスクハイリターン型
借入希望者は、起業や新規事業のための資金調達が目的である場合が多く、通常の案件よりも、貸し倒れのリスクが高いと考えられます。
そのため、利回りも通常の案件より高く設定されます。
(案件例 ラーメン店開業案件 募集金額2,000万円 年利回り10%)
(その3)投資金額上限は30万円
各投資家のリスクを一定以下とするため、1案件につき30万円を上限に投資を行っていただきます。
※ただし、案件によって上限金額が変更される場合がございます。
(その4)事前に案件情報を開示
「maneoの虎」の案件では、案件情報の開示から投資実行可能日までに数日を設けます。
借入希望者による「アピール動画」の視聴やQ&A機能の利用期間とします。
(その5)投資家優待券の配布
案件によっては、投資家に対し、飲食割引券などの優待券の配布などの特典がございます。
(その6)定期的な経過報告
貸出後、一定期間ごとに借入先の経過をご報告させていただきます。
<引用終わり>これらの特徴からすると、この新サービスは、
maneoの「原点回帰」とも言えます。
最近は不動産担保ローンや太陽光発電事業など比較的大規模で堅実な案件が多くなってきたmaneoですが、
私がmaneo投資を始めた2010年には、
「みやじ総本店(西日暮里駅) 開業支援ローン」 募集金額499万円・利回り8.5%
「ステーキハンバーグ&サラダバー けん 石川県野々市店開業資金ローン」 募集金額400万円・利回り9.5%
といった、飲食店などの
小規模で高利回りの案件が良く見られました。
当時のmaneoには、まさに「ハイリスクハイリターン型」の、「アイディア」や「情熱」に対する投資があったのです。また、そうした小規模案件では、その4にある「アピール動画」やQ&Aの活用もよく行われていました。
(当時は案件が即日完売になるようなことはあまりなく、数日を要するのが普通だったので、動画やQ&Aを見てから投資を判断することができました。)
今はほとんど見られなくなった投資家優待券の配布も、飲食店案件などでは普通に行われており、それも投資の楽しみの一つでした。
確かに、maneoの経営が軌道に乗るとともに、
最近案件の顔ぶれがややマンネリ化してきた印象は否めませんでした。
これまでの、極力デフォルトを出さないような堅実な運営方針は是非継続してほしいですが、「
maneoの虎」のような、いかにもソーシャルレンディングらしいサービスもあると、投資家としても楽しみが広がります。
第1号案件は近日公開とのこと。
資金を準備して、楽しみに待ちたいと思います。
どの程度資金を振り向けるか難しいところです。
(ただ、「その3 投資金額上限は30万円」については、リスクを一定以下に抑えたいという趣旨は理解できますが、投資家によりリスク許容度は異なるので、一定金額で上限を設けることに意味があるのかはやや疑問です。)
- 関連記事
-