日本クラウド証券が新たなソーシャルレンディングサービス「クラウドバンク」を10月中に開始
- 2013/10/12
- 05:00
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J-CAST記事「インターネットで小口資金の融資仲介 日本クラウド証券」
<以下引用>
日本クラウド証券は、個人投資家がインターネットを活用して小口資金をベンチャー企業やプロジェクトファイナンスなどへの融資を仲介する「クラウドバンク」サービスを、2013年10月中にも開始する。サービスの開始に向けて、9月下旬に東京都への貸金業登録を済ませた。
不特定多数の投資家から小口資金をインターネット経由で集める手法は「クラウドファンディング」と呼ばれる。投じた資金に対して、一定の金利を支払う「貸付型」のサービスとなる。
<引用終わり>
同じ記事が10/7の日経新聞にも載っていました。
注目度は高いようです。
日本クラウド証券が貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の「クラウドバンク」を準備していることは以前の記事でもお伝えしましたが、いよいよ今月中にもサービス開始となるようです。
日本クラウド証券社長の大前氏は以前AQUSHを立ち上げた経験をお持ちなので、サービス開始・運営ともスムーズに行くことと思います。
特に気になるのは以下の3点です。
・審査の仕組み・体制はどうなっているか
審査の仕組み・スキルはソーシャルレンディングの命とも言えます。
日本クラウド証券はもともと証券会社ですが、貸出審査のスキルを持つ人材はいるのでしょうか。
元銀行員である大前氏が自ら審査を行うのでしょうか。
あるいはどこかからスカウトするのでしょうか?
・貸出対象は個人/ビジネスのいずれか
maneo,SBIソーシャルレンディングは開業当初は個人を主な貸出対象としていましたが、現在は両社ともほぼビジネス向けの貸出のみ手掛けています。
また、AQUSHも個人向け貸出からスタートしましたが、現在は個人/ビジネスの両方を手掛けています。
こうした状況を見ると、現状では個人よりもビジネス向けをターゲットとした方がニーズがあり、また審査・回収もスムーズに実施できると言えそうです。
上記の記事を見たところクラウドバンクはビジネス向けのサービスのように見えますが、実際はどうでしょうか。
・サービスの仕組みは
maneoのようなオーダーメイド型か/AQUSHのようなファンド型か
金利は固定か/マーケットで変動するのか
貸出期間や手数料の仕組みはどうか
などが大いに気になります。
あるいは、他社とは全く異なる新しいタイプのサービスを打ち出してくれるのでしょうか。
非常に楽しみです。
もし説明会が開催されたら是非参加したいと思います。
日本クラウド証券「クラウドバンク」サイト
しかし、J-CASTの記事を見ても、最近は「ソーシャルレンディング」よりも「クラウドファンディング」という言葉の方が普及・定着しつつあるようです。
このブログも「クラウドファンディング日記」に改名した方がよいのかもしれません。