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【AQUSH】返済方式の違いに関する問題点

今回は、AQUSHのシステムについての問題提起です。

先日AQUSHで自分が出資中のファンドの詳細を見ていたら、回収元本が非常に少ないファンドがあることに気づきました。
AA-36-1000-20121101.jpg

赤枠の部分を見ると、貸付金合計190万円に対して、月々の回収元本の金額は1万円以下です。

AQUSHマーケットファンドの貸出期間は36カ月で、このファンドは年利10%なので、月々の回収元本の額は4万円以上にはなるはずです。
それが1万円にも満たない金額しか返済されていないというのはどういうことでしょうか。

確認してみると、自分が出資している以下のファンドでも同様に回収元本額が想定よりも少ないことがわかりました。
 「A-36-9.00-20121101」
 「B-36-9.00-20121101 」
 「B-36-10.00-20130201」
 「C-36-10.00-20121101」

もしや返済遅延が生じているのでは?と大いに焦り、サポートに問い合わせたところ、以下の回答が得られました。

(以下引用)
AQUSHマーケットファンドのローンにつきましては、原則元利均等返済となりますが、ビジネスローンにおいて、ご融資先のキャッシュフローによっては、元金一括返済を採用しているローンもございます。
その場合は、ご指摘いただきましたとおり、当初の元金返済分が少なくなることがございます。
(引用終わり)


私は、AQUSHマーケットファンドはすべて「元利均等返済」だと認識していたのですが、「元金一括返済」のものもあるとのことです。
上記の説明に補足すると、元々AQUSHマーケットファンドは個人向けローンだけを対象としており、それはすべて元利均等返済でした。
2012年11月からビジネスローンも対象とするようになったのですが、そのビジネスローンにおいては「元金一括返済」のものもあるということです。
(「元利均等返済」の説明についてはこちらの記事をご参照ください)

とりあえず疑念は解消され、返済遅延でないことはわかったので一安心しました。


しかし、よく考えてみると、この仕組みには少なくとも2つ問題があります。

<問題点1 「ファンドの詳細」画面を見ても、返済が計画通り行われているのか遅延が生じているのかがわからない。>

上図の通り、「ファンドの詳細」を見ると、月々の回収元本・利息収入の実績はわかります。

ただ、その実績が計画通りなのか、あるいは返済遅延が生じているのかはこの図からは全く判断がつきません。

2012年11月以前は、すべてのファンドが「元利均等返済」であったので、月々の回収元本の額は計算することができ、返済遅延が生じているかどうかある程度判断はつきました。(多少計算が面倒でしたが)

しかし、現在は一つのファンドの中に「元利均等返済」のローンと「元金一括返済」のローンが混在しており、しかもそれらの金額の比率も明示されていません。
これでは月々の回収元本額の計算のしようはありません。

AQUSHには、ファンドの返済計画を明示するようにシステムを改良してほしいと思います。


<問題点2 ファンド募集時に、返済方式が「元利均等返済」なのか「元金一括返済」なのかを知る術がない。>

問題点1は貸出期間中の問題点でしたが、募集時にも問題があります。

それは、「貸出対象のファンドの返済方式が「元利均等返済」なのか「元金一括返済」なのかを投資家が知る術がない」という点です。

そもそも、「元利均等返済」と「元金一括返済」では、貸出のリスクが大きく異なります
(言うまでもなく、貸出期間の最後にすべて元本を返済する「元金一括返済」の方が、リスクは断然大きい)

したがって、貸出を判断する上で、返済方式の違いは非常に重要な要素となります。
(ちなみにmaneoでは貸出案件ごとに返済方式を明示しています。)

AQUSHには、ファンドの募集時に、各ファンドの返済方式を明示するようにしてほしいと思います。

1つのファンドの中で2つの返済方式が混在するのであれば、それらの比率を示してほしいと思います。



一応今回AQUSHサポートとのやりとりの中で、システムを今後改良する旨の回答はいただきましたが、以上2点について、引き続き改善を求めていきたいと思います。

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■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
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 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
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