シナジーパワー社の農作物関連事業で不正発覚
- 2013/04/10
- 18:56
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秩父の農作物関連事業から撤退します(瀧本氏ブログ)。
また、現在シナジーパワー社のサイトは閉鎖されています。
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http://www.synergypower.jp/
<以下引用(瀧本氏ブログ)>
シナジーパワー社が手掛ける事業の一つである
「秩父での農作物の販売」事業の中で不正があり、
熟慮の結果、この事業から撤退することにいたしました。
シナジーパワー社自体は継続して運営していきます。
また、同様の事業を手掛けていたベジフルアライ社の発行した社債についても、
連帯保証人であるUBI社より早期償還をさせていただきます。
(当該社債をお持ちの方には、本日その旨を記載した郵便が届く手はずになっています。)
<引用終わり>
肝心の「不正」の内容については詳述されていないのでわかりません。
シナジーパワー社が手掛けていた農作物事業とは、以下のようなものでした。
・ブルーベリーなどの果物をピューレ化して販売
・秩父の公設市場の隣に、「場外市場」として小売店を展開
・都内の飲食店チェーンに、野菜を直接卸す
・抗酸化作用の高い、アスタキサンチンという物質をゼリーなどに混ぜ、販売
このうち、今回不正があったのがどれかはよくわかりませんが、農作物事業での不正というと一時期流行った?産地偽装や成分の偽装などが思い浮かびます。(あくまで想像ですが)
シナジーパワー社はこれまでmaneoでは資金を調達しておらず、今回の件はmaneoの案件および経営には直接の関係はないでしょう。
しかし、同じUBIグループの会社でもあり、今後シナジーパワー社がmaneoで資金調達を行うこともあるかもしれません。(今回の件で当面難しくなったかもしれませんが)
そうなった場合、シナジーパワー社の不正は、maneoの信用に影響を及ぼすことも考えられます。
今後は不正等が発生しないよう十分に注意していただきたいと思います。
また、今回の「不正」の詳細については、ベジフルアライ社の社債の投資家に対しても知らされていないようです。
本来であれば不正の内容について明らかにし、経緯・再発防止策についても投資家に十分に説明すべきと考えます。
