シナジーパワー社の業務内容について
- 2012/11/28
- 11:50
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シナジーパワー社
今のところ明らかになっている業務内容は以下の通りです。
1 農作物事業
・ブルーベリーなどの果物をピューレ化して販売
・秩父の公設市場の隣に、「場外市場」として小売店を展開
・都内の飲食店チェーンに、野菜を直接卸す
・抗酸化作用の高い、アスタキサンチンという物質をゼリーなどに混ぜ、販売
2.廃校活用ビジネス
http://www.takimotokenji.com/2012/11/
・校庭で太陽光発電
・校庭や校舎で近代的な土耕栽培、水耕栽培による野菜生産
・廃校の近隣の耕作放棄地で漢方薬の原料の栽培
・校舎で養鶏
・体育館で魚の養殖
・プールでワニ。
自分は農業などについて素人なので、いずれの業務内容についても良し悪しやビジネスとして成り立つのかどうかはよくわかりません。
確かに、国の補助金がたくさん出るので太陽光発電事業はブームとなっているようで、他にも多くの事業者が参入しています。そこについてはビジネスとして成り立つ可能性は高いのでしょう。
ただ、他の「校舎で土耕栽培」「校舎で養鶏」「体育館で魚の養殖」「プールでワニ」については果たしてビジネスとして成り立つのか、そもそも実現可能なのかどうか正直に言ってよくわかりません。
(農業ビジネスについて詳しい方がいたら是非ご意見をいただけるとありがたく思います。)
瀧本氏のブログには「近隣住民が反対をして、廃校を借りることが出来ませんでした。」とありますが、近所でワニの養殖を始めると言われては反対しても仕方ないような気がします。
そもそも日本の農業は高コストでなかなか収益を上げることは難しいというのが一般的な見方です。
もちろん高い技術力や工夫により収益を上げている事業者も中にはあると思いますが、シナジーパワー社のメンバーの中にそれだけの技術力を持った人がいるのでしょうか。
今後シナジーパワーがmaneoで資金を募集することもあるかと思いますが、その際には事業内容・収支の見通しについて十分な説明がなされることを期待します。