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【海外記事紹介】私の2012年第2四半期のP2P融資の結果(2)

前回紹介したP2P LENDING NEWSの記事の続きです。

【海外記事紹介】私の2012年第2四半期のP2P融資の結果(1)

<以下引用>
私の2012年第2四半期のP2P融資の結果
by Peter Renton

・レンディングクラブ(メイン)
私のメインのレンディングクラブ口座はもっとも大きく発展した。
今月でレンディングクラブのこの口座を開設してから3年となる。最初の2年は、私はこの口座について保守的な戦略をとってきた。A,B,Cグレードのローンに集中した。昨年は、私は作戦を変え、より高い金利の得られるD~Gグレードのローンにのみ投資するようにした。
直近12か月のリターンは、2011年12月に6.29%、2012年3月は8.04%、2012年6月は10.19%であった。
また、最近6か月の間に投資金額を追加し、倍以上に増やしたため、比較的新しい口座であるともいえる。

・レンディングクラブ(Roth IRA)
この口座は、レンディングクラブで得られるもっとも高いリターンはどの程度かを知るために2011年4月に開設した。
最初からD~Gグレードにのみ投資したため、平均金利18.51%というこれまででもっとも高い金利を得ることができた。ただ、ここでの平均借入期間は10か月以内であり、多くのデフォルトが発生するであろうことは認識している。とりあえず現時点では285件のうちたった5件のデフォルト・1件の返済遅延しか発生しておらず、今はこのパフォーマンスを喜んでいる。
この口座の入金額の全額を投資するのに6か月かかったため、12.91%というリターンは、口座に入金後、投資されずにいた期間も含んでいる。

・レンディングクラブ(Traditional IRA)
この口座は、妻が保有していて今は使っていないいくつかのレンディングクラブ・プライムの口座を引き継いだものである。
私は、昨年の11月から、レンディングクラブ・プライムではなく、直接運用することにした。すべての再投資はD~Gグレードのローンに対して行うようにし、リターンは少しずつ増えている。
この口座をレンディングクラブ・プライムから直接運用に変更したとき、貸出件数は1118件であった。そして7か月後の現在、1392件である。
貸出の大部分をD~Gグレードにシフトするには12か月以上かかるが、リターンは10%近くまで向上すると思われる。

(訳者注:この記事からすると、レンディングクラブ・プライムというのは、おそらく初心者や忙しい人向けのコースで、個別に貸し出し案件を指定しなくてもある程度自動でやってくれるコースなのではないかと思われます。)

・レンディングクラブ(Roth IRA – PRIME)
この口座は、上記のTrad IRA口座の開設と同時に、妻が会社で加入していたRoth 401kの口座を、レンディングクラブのRoth IRAに引きついたものである。
私は、この口座を、レンディングクラブ・プライムとして開設し、以下のように運用した。
私は、直接運用した方がよいと確信しているが、実験のためにあえてレンディングクラブ・プライムとのままとした。
直近の四半期で、この実験はやや失望させられる結果となった。この口座は約2年前から開設されており、直近のROIは5.13%である。これは、その6か月前の7.96%よりも低く、過去最低水準である。
この四半期には11件の新たなデフォルトを被り、そのためにリターンが低下した。

・プロスパー(メイン)
私は、このプロスパー(メイン)の口座に関してはこれ以上ないほど満足している。リターンは傑出しており、期待以上である。
私は、この四半期はROIは15%程度まで下がると考えていた。しかし、8件の新たなデフォルトにも関わらず、18%以上を維持し続けた。
このリターンの数字については、幻想は抱いていない。この口座は新しく、(平均貸出期間は7か月)今後デフォルトが発生する可能性があるためである。
最近投資した33件のローンに関して、この四半期にデフォルトが少なくとも2倍は発生すると予測しており、リターンを低下させるだろう。
Lendstatsで口座をチェックすると、確定した私のリターンは13%程度であり、長期的なゴールである15%を下回っている。しかし、現実的な数字として将来には近づいていくだろう。

・プロスパー(2)
私は妻の名義で2つ目のプロスパーの口座を持っている。昨年の4月に、特別な104$を運用するために開設した。
昨年1000$を追加し、比較的少額のままに維持している。
少額の口座でどの程度のリターンが得られるかを知るためである。
ここでは、私の持つ口座の中でも最も高い平均金利29.95%というハイリスクのアプローチをとった。
そのため、リターンは非常に高いが、まだこの口座は8か月と新しい。
Lendstatsで見ると、確定したリターンはほぼ18%である。しかし、まもなく13~14%程度に低下すると予測している。

・P2P融資のリターン全体
直近の四半期の成績は非常によかった。
私はROIを2012年3月末の8.58%から向上させようとし、2012年6月末には9.57%に向上させることができた。ほぼ1%の向上である。
私は昨年高金利ローンに集中するよう戦略を変更したが、このことがリターンを向上させるきっかけとなった。
年末までにはトータルリターンを10%以上にできるよう、この戦略を継続する。もしかすると次の四半期には達成できるかもしれない。
金利の金額は非常に重要で、初めて1年で10000$を超えた。
11,434$であり、前回よりも2000$以上増えた。(この金額は、IRAの範囲内なので無税である。)
3か月後にはまたこれらの口座の状況を報告したい。
<引用終わり>



海外のソーシャルレンディング投資の記事ですが、なかなか参考になる部分も多くあります。

レンディングクラブでは、当初安全なA~Cグレードを中心に運用していたが、昨年からハイリターンのD~Gグレードにシフトし、パフォーマンスが向上したとのこと。
D~Gグレードでは、285件のうち5件のデフォルト・1件の返済遅延が発生したとのこと。合わせても約2%程度です。
それを差し引いても15%以上のリターンが得られているということなので、貸出金利は20%近いのでしょう。うらやましいですね。

日本のAQUSHでもデフォルト率は低く1%以下なので、おそらく現状ではAA~Bの安全グレードで投資するよりも、C~Dのハイリターングレードで投資したほうがパフォーマンスは高くなるものと思います。私もそうしていますが。


また、IRAというのは米国の個人年金のことだそうですが、アメリカでは個人年金をソーシャルレンディングで運用できるようですね。
日本にも確定拠出年金を導入している企業はありますが、運用できる商品は銀行預金や株式・債券の投資信託など限られています。
日本でも年金がソーシャルレンディングで運用できるようになるとありがたいと思います。
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Author:中田健介(けにごろう)
IT系企業に勤務しています。
2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
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■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
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