「SBISL借換ローンファンド」「SBISLフリーローンファンド」が販売終了に
- 2012/07/25
- 15:35
↓
SBISLローンファンド販売終了のお知らせ
<以下引用>
平素は、SBIソーシャルレンディングサポートをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
弊社取扱商品である「SBISL借換ローンファンド」「SBISLフリーローンファンド」につきまして、お客様から「運用開始までの期間が長い」などのご意見を多数頂戴しており、商品の改善が必要であると判断いたしました。
つきましては、7月13日(金)をもちまして、販売を終了させていただきます。
なお、すでに「SBISL借換ローンファンド」「SBISLフリーローンファンド」へご出資中のお客様の出資金につきましては、匿名組合契約の継続期間中は、借手の募集を行ってまいりますが、現時点で弊社審査に承認された借手がいないことから運用開始時期の目処はたっていないため、匿名組合契約の終了時期が到来した場合、運用利回りが生じないまま出資金がご返金となる可能性があることをご了承くださいませ。
今までのご愛顧に心より感謝申し上げます。
今後ともお客様にご満足いただける商品をお届けするよう尽力してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
<引用終わり>
SBISLローンファンドは、現時点で融資額75,370,000円のうち返済遅延額が6,654,887円(8.8%)にのぼっています。
借り手審査の方法をはじめとして、商品設計に問題があったことは否定できません。
いったんサービスを中止し、見直しを図るのは当然と言えるでしょう。
証券担保ローンファンド(年利2.0%)とオーダーメード型ローンファンド(4%~6%)の方は引き続き募集していくようです。
maneoに続いてSBIも個人向けローンから撤退したことになり、現在ソーシャルレンディング各社で手掛けているのはAQUSHのみとなりました。
個人向けローンファンドは海外ではある程度成功しており、また現在の日本の低金利などの状況も追い風となるはずなので、ビジネスモデル自体に問題があるわけではないと思います。
AQUSHには引き続き頑張ってほしいと思います。