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maneo決算書分析(2011年度)

maneoが先日2011年度の決算書を開示しました。

maneo決算書

これまで未公開だったのですが、黒字化を機に?公開することにしたようです。

投資家としては特に事業者リスクが気になるので、そのあたりを中心にまた分析をしてみたいと思います。
なお、同業他社であるAQUSHやSBIソーシャルレンディングはまだ決算書を公開していないので、比較対象として消費者金融最大手のプロミスを選びました。

maneo財務分析(2012)

気になった点は以下の通りです。

①総資産のうちの大部分(15.8億円)は貸付債権でした。

②流動負債のうちの匿名組合出資金(14.7億円)はmaneoが借りているわけではないので、有利子負債に入れていません。

③消費者金融最大手のプロミスは、昨年・今年とも赤字でした。特に2011年度はかなりの額の赤字を出しています。消費者金融はやはり全体的に厳しいようです。
それと比較すれば、まがりなりにも利益を出しているmaneoはすごいのかもしれません。

④maneoの自己資本比率はプロミスと比較して低い水準です。
一般的には自己資本比率が低いと安全性が低いということになりますが、maneoの総資産(20.4億円)のうちの貸付債権(15.8億円)は、回収できなくてもmaneoに損失が発生するわけではない(リスクは出資者が負っている)ので、自己資本比率が低くてもあまり問題はないように思います。

⑤負債比率は、プロミスよりもmaneoの方が若干低くなっています。倒産するリスクはmaneoの方がプロミスよりも低いと言えそうです。もしかしたらプロミスの負債比率が高すぎるのかもしれませんが。

⑥maneoの総資産はグループ中心会社であるUBI株式会社の半分程度で、子会社?としてはかなり大きな規模と言えるでしょう。今年maneoの貸出残高が大幅に増加していることを考えると、将来総資産が逆転する可能性もありそうです。

この決算書からすると、maneoがすぐに倒産するようなことはなさそうです。

安心して投資するためにも、AQUSHとSBIソーシャルレンディングも決算書を公開してくれることを望みます。






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中田健介(けにごろう)

Author:中田健介(けにごろう)
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■著書
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■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
 ソーシャルレンディングは将来性のあるビジネスモデルです。自分も微力ながらこのブログを通じて知名度の向上に努めたいと思っています。

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