ワールドビジネスサテライトでAQUSHが取り上げられました
- 2012/05/05
- 17:27
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http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_19568/
(動画です。いつまで公開されているのかわかりませんが)
その中でAQUSHも取り上げられていたので、内容を簡単に紹介します。
<以下引用>
・最初に紹介されていたのは、ドワンゴがニコニコ動画を通じてマラソンの藤原選手の活動資金を集めた、という事例。
藤原選手はオリンピックの代表選手だが、現在就職しておらず収入がないため、支援を求めた。
一人500円ずつ2万人から集め、1週間で1000万円の目標額を達成したとのこと。
・次に紹介されていたのは、ハイパーインターネッツ社のサービス「キャンプファイヤ」を通じて、革製品の職人さんがイベントへの出展料30万円を集めた、という事例。
キャンプファイヤは目標金額と募集期間を設定し、期間内に目標金額に達すれば資金が得られるという仕組みになっている。
キャンプファイヤは2011年6月から始まったサービスで、現在までに約8000人から4500万円の資金を集めたとのこと。
・同じくキャンプファイヤで資金を集めて起業した事例。
名古屋で学生が非常食を半年ごとに宅配するというサービスを行う企業「ヤモリー」を自宅で立ち上げた。
そのための資金をキャンプファイヤで募集し、これまでに約60万円を集めた。
投資家には見返りとしてステッカーや非常食を配ったとのこと(配当などはないらしい)
ネットで資金を集めるということには、サービスに対するニーズがあるかどうか事前に反応を見ることができる、というメリットがあるとのこと。
・もっと投資寄りのサービスとして、AQUSHがある。
ある都内のサラリーマンはAQUSHで資金を運用している。
AQUSHでは借り手を信用力に応じて格付けしており、投資家はそのグレードと金利・金額を指定して投資を行うことができる。
副社長の大前氏のコメント「個人(借り手)と個人(貸し手)の距離を近づける。それにより浮いたコストのメリットを投資家と借り手に還元する。」
・キャスターによるコメント
「支援か投資かという違いはあるが、ネットを通じ、人の役に立ちたいというニーズを掘り起こしている。」
・コメンテータの伊藤元重氏によるコメント
「より特徴のある、ユニークな人・サービス・ビジネスに対して支援や投資が集まりやすい。高リスクであっても集まる可能性がある。例えば、心臓移植を必要としている女の子への資金など。
今後の課題はリスク管理。小口で集めるからよいという面もある。」
<引用終わり>
「ネットで資金を集めるということには、サービスに対するニーズがあるかどうか事前に反応を見ることができるというメリットがある」という起業家の言葉は印象的でした。
AQUSHでは借入目的は公開されませんが、maneoでは借入目的が公開されます。
そこで資金の用途が有望なビジネスだと投資家から認められれば、低金利で資金を集められることもあります。
資金が集められるということは、ある程度ニーズがあると言えるでしょう。
ちなみに、AQUSHの紹介ではオフィスの映像も流れていました。
見たところ、ラッセル・カマー社長と大前副社長を入れて7名の社員が一室で勤務していました。
また、今回の特集では一番時間が割かれていたのはキャンプファイヤの紹介でした。
どうも世間的?には、投資の色彩が濃いAQUSHよりも、支援・寄付の色彩が濃いキャンプファイヤや(今回は出ていませんでしたが)ミュージックセキュリティなどの方が今のところ注目を集めているようです。「ソーシャルレンディング」という言葉も今回出てきませんでした。
あと、放送当日はこのブログのアクセス数も伸びていました。
番組を見た後「AQUSH」などのキーワードで検索し、このブログを見てくださった方も多かったようです。