UBIセミナーレポート(2)
- 2012/05/02
- 21:56
<今後の戦略>
・グループの深堀り
・maneoの横展開
<現在の戦略>
・不動産投資・融資 → 社債・maneoでバラす。
・連邦経営
・新興国での展開
<UBIの歴史>
・もともと不動産を買って、貸して、買い戻してもらうというビジネス(7年前から)
・その後貸金業もやることになった。
・現在では、不動産は社債でレバレッジをかけている。
(社債←不動産担保・借入残高約16億円)
・貸金業は約15%で貸している。maneoでレバレッジをかけている。
<投資の方針>
・投資のスピードは、運用サイドに合わせる。
(資金調達サイドに合わせるのではない。資金が余ってもよい)
<maneoについて>
・グループ各社への融資資金はmaneoを通じて集めている。
・maneoでは約20%の投資家が約80%の資金を投資している。(最高は8000万円)
・maneoのビジネスモデルやシステムのレンタルを考えている。
・貸金業のフランチャイズ展開(パチンコ向けのpatioなど)
・パチンコ店へは誰かが融資する。どうせ融資するなら、ブラックな金よりホワイトな金のほうがよい。
<連邦経営>
・資金を集める時は、グループ各社の企業間で相互に保証するようにする。
・新しい企業をグループに参加させるときは、他のグループ企業とシナジーが働くかどうかを基準にする。
(例えば、お菓子製造のショウエイと芸能人コンテンツ作成のスカンヂナビアなど。
スカンヂナビアに融資するときはショウエイが連帯保証した)
・ベンチャーキャピタルが投資していて、借金がないような企業に投資するのがよい。
仮に倒産しても大きな損害はない。
・出資と貸付を同時に行う。
出資は、株式対価の45%を支払う。貸し付けは年利15%。
貸付金の用途は自由。出資は、不動産担保があれば不要。
・グループ各社のアメーバ展開を目指す。
(ウィンコーポレーションによる飲食店支援など)
<その他>
・テクノシステムによる「フードサーバー」のデモンストレーション
1台で、スープやカレー・中華丼などが自動で作れる機械。
1台100万円。これまでに6000台ほど売れた。
<所感>
・グループ会社や、参加を検討している企業の経営者と思われる方たちが多く参加しており、熱気が伝わってきました。(maneoの妹尾社長も参加されていました。)
・国内外を問わず、積極的に投資・融資を手掛けているのがよくわかりました。将来性のある会社だと思います。
これらのグループ企業も、今後maneoの案件として登場してくると思います。個人的にもぜひ融資したいと思う企業はいくつかありました。
・maneoがUBIの戦略の一つの核となっていることを強調されていました。
・グループ各社間での連帯保証は、投資家にとっては安全性を高めるものであると同時に、1社の破たんが他社へも波及してしまうというリスクをはらむものであると感じました。
・質疑応答の時間がなかったので、maneoとの資本関係などについて質問したかったのですが、できませんでした。また次の機会に聞いてみたいと思います。
以上