記事一覧

ソーシャルレンディング3社の徹底比較(2012年版)(貸し手編)

ソーシャルレンディング3社の徹底比較(2012年版)今回は貸し手視点での比較です。

ソーシャルレンディング会社比較 (内容・数値はいずれも2012年2月時点) 
 maneo(マネオ)AQUSH(アクシュ)SBIソーシャルレンディング
  ファンド型
(フリーローン(2年・3年)
借換ローン(3年))
貸し手関連金利(貸し手側)・過去案件実績:4.0%~10.0%・下限4%~上限15%

・平均運用利回り実績
(グレードごと)
 AA: 6.7%
 A:  7.7%
 B:  8.6%
 C:  10.2%
 D:  11.5%
(営業者報酬控除前)(「AQUSH 2011データ・レポート」より算出)
・フリーローン:下限6.0%~上限17.5%
・借換ローン:下限9.5%~上限14.5%

・平均運用利回り実績6~8%
(手数料控除前)

※金利はSBISLが決定
※金利は貸出確定後に決定される。
投資額1万円~5万円~2000万円1万円~
(ローンによっては最低投資額がもっと大きいものもある)
手数料(貸し手側)なし毎月、貸付金残高の0.125%毎月、貸付金残高の0.125%
投資してから実際に融資が実行されるまでの期間最大1カ月低い金利を提示すれば早く融資が実行されるが、高い金利を提示すれば融資まで時間がかかる。原則2週間
(借り手の希望金額総額が貸し手の投資金額よりも少ない場合はさらにかかる)
出資金の保全maneoエスクロー社による分別管理分別された口座にてエクスチェンジコーポレーションの資産とは区別して管理匿名組合員出資金は、会社の固有財産を保管する銀行預金口座とは別の銀行預金口座に預金し分別管理する

昨年から変わったところは以下の通りです。

<maneo>
 ・貸し出し時に徴収されていた手数料(貸出金額の1.5%)が廃止された。

AQUSHとSBIソーシャルレンディングは特に変化はありません。


貸し手にとって3社のうちどこを利用するのが有利でしょうか?

まず金利をみたいと思います。
まずmaneoについては、過去の案件の中でもっとも金利の低いものは年利4.0%で、もっとも高いものは10.0%でした。
maneoでは自分で案件を選択可能なので、高金利を狙いたければ高い金利の案件を選択すればよいわけです。
(ただし常時高金利の案件が募集中とは限らないので、タイミングによってはしばらく待つ必要があります)
一方AQUSHでは、貸し手は借り手の信用度に応じたグレードと金利を選択できます。
当然信用度の低いほうが金利が高くなる傾向があります。
もっとも金利の高いグレードDでは、平均運用利回りは11.5%です。
なお、貸し出し金利を選択できるということは、例えば「グレードAAの15%」に投資をしたりすることも仕組み上は可能です。
ただしそうした投資を行っても、借り手がつかないので実際に融資が行われることはまずありません。
実際には平均運用利回りを大きく上回る金利での融資は難しいでしょう。
SBIソーシャルレンディング(ファンド型)の平均運用利回りは6~8%です。
フリーローン(2年・3年)・借換ローン(3年)の3つのファンドがあるのですが、金利の傾向に大きな違いはありません。

高金利を狙うのであれば、maneoの高金利案件かAQUSHのグレードC・Dに投資するのがよいでしょう。
うまくすれば年利10%も狙うことができます。


次に手数料についてです。
現在maneoでは貸し手からの手数料はとっていません。
一方AQUSHとSBIソーシャルレンディングは、毎月、貸付金残高の0.125%の手数料を徴収しています。年利に換算すると1.5%です。AQUSH・SBIでの投資リターンを考える際は、この手数料を考慮する必要があります。


また、投資してから実際に融資が実行されるまでの期間に違いがあります。
maneoでは、投資した月末に融資が実行されます。ですので、月初に投資した場合は実行まで1か月程度かかることになります。
AQUSHでは、低い金利に投資すればそれだけ早く融資が確定しやすくなります。
ヒートマップを参照し、赤い箇所(需要の多い箇所)の金利に投資すれば即時に融資が確定することもあります。
しかし、平均運用利回りを大きく上回る金利に投資したりすれば、いつまでも融資が確定しないことになります。
SBIソーシャルレンディングでは、2週間ごとにファンドが生成されます。ですから、原則投資してから2週間以内で融資は確定します。
ただし、現状では借り手が非常に少なく、借入希望金額が投資金額を常に下回っている状態です。そのため、投資しても融資が確定するまでに何か月も「順番待ち」の状態になってしまうことがあります。
これは投資家側としてはどうにもできない問題なので、気長に待つか、あきらめて資金を引き揚げるしかありません。

資金を遊ばせることなく有効に活用したいのであれば、maneoかAQUSHを選択するのがよいでしょう。








関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

ソーシャルレンディングサービス事業者リンク

公認会計士が運営する
ソーシャルレンディング
LENDEX


アジアの中心!沖縄発
クラウドファンディング


狭い国内市場には興味なし!
ソーシャルレンディングで世界を
救う!


国内初にして最大!
圧倒的なシェアを誇るソーシャル
レンディング業界の巨人


証券会社の手掛ける
ソーシャルレンディング


信頼度No.1!
商品は地味だがSBI
グループの看板に資金は集まる!
SBIソーシャルレンディング


不動産の目利きには自信あり!
銀座の不動産屋がSLに参戦!
OwnersBook


親会社はJASDAQ上場ロジコム
だから安心!
商業不動産で手堅く稼ぐ


法人融資歴15年以上の経験と実績で
ソーシャルレンディングに挑む!


スリランカ預金、サプリ社債、
映画ファンド・・・SLのびっくり箱


低金利に悩む日本の投資家を
救う黒船!


上場企業が運営していて安心


飲食店・パチンコ等店舗ビジネス
の目利きは任せろ!


小口分散された金融事業者への
融資に特化


アメリカの不動産投資に特化


平均利回り12%と業界トップ
グリーンエネルギーに投資


東証一部上場企業が運営!
10万円からできるアパート投資


SLで地方の活性化を目指す!


不動産ファンドのプロが独自の
スキームで参戦


貸金ではなくリースで稼ぐ


給与前払いシステムへの投資


元祖Fintech!
決済サービスPaidyで再起を図る

株式型クラウドファンディング事業者リンク

ソーシャルレンディング比較サイト

ソーシャルレンディングに特化した中立的な比較サイト・ニュースサイトです。

このブログが本になりました!

2015年3月10日 ぱる出版より発売されました。 お得なKindle版も出ています。

広告

広告

Amazon人気商品

プロフィール

中田健介(けにごろう)

Author:中田健介(けにごろう)
IT系企業に勤務しています。
2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
 ソーシャルレンディングは将来性のあるビジネスモデルです。自分も微力ながらこのブログを通じて知名度の向上に努めたいと思っています。

FC2カウンター

メールフォーム

ご意見、ご感想、取材、セミナー講師依頼、執筆依頼などを受け付けております

名前:
メール:
件名:
本文:

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
株式・投資・マネー
74位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
9位
アクセスランキングを見る>>

Twitter

Twitter始めました
@kennygorouのツイッタ
ブログの更新情報などをお知らせします。
是非フォローよろしくお願いします。

お知らせ

2015年8月にブログのテンプレートを変更しました。
変更に伴い、過去記事の表などが一部見えなくなってしまったため、過去記事を別サイトに移しました。(別サイトでは旧テンプレートで表示されます)
旧記事がうまく表示されないときは、お手数ですが下記のリンクよりご参照ください。
「けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記」(旧)