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maneoのビジネスモデル(2011年12月)

2011年6月にmaneoは個人向けローンから撤退し、事業性ローンに集中するようになりました。
また、同時期に借り手から徴収していた貸出時手数料(貸出金額の1.5%)を撤廃しました。

これらの変更により、maneoのビジネスモデルは現在どのようになっているのでしょうか。

例として、ドリーミングハウス案件の場合は以下の通りです。


収益モデル(maneo)20111225

手数料は撤廃しましたが、「借り手から回収した金利」と「貸し手に返済する金利」の差額をmaneoが利ザヤとして取っているわけです(maneoでは、この利ザヤを「maneo金利」と呼んでいます)。これが現在のmaneoの唯一の収入源のはずです。


利ザヤ(maneo金利)は案件により異なりますので、いくつか例を挙げます。

maneo借り手金利と貸し手金利(一例)
案件借り手金利貸し手金利利ザヤ
【担保付&UBI保証付】【UBIfinance×maneo 第13弾】温浴施設購入資金 不動産担保付きローンへの投資(3051)13.0%8.0%5.0%
【株式会社ショウエイ×maneo】【代表者保証付】【韓流スター】新規お菓子開発プロジェクトローンへの投資 (3058)13.0%8.0%5.0%
【ドリーミングハウス×maneo 第45弾】【代表者保証付】池上エリア 分譲住宅プロジェクトへの投資(3068)12.5%7.5%5.0%
(【‐完済実績あり‐】【UBIfinance×maneo 第23弾】新規事業資金(飲食店開業)事業性資金支援ローンへの投資)14.0%7.5%6.5%
(【UBIモンゴル×maneo 第1弾】【保証付】モンゴルへ円建て・軽油販売事業支援ローンへの投資)14.0%8.0%6.0%
【株式会社ウィンコーポレーション 超短期ローン第8弾】大手配送業者ドライバー支援ローンへの投資10.0%5.0%5.0%
【‐完済実績あり‐】【UBIfinance×maneo 第26弾】【保証付】北海道を中心に展開中のアミューズメント企業!事業性資金支援ローンへの投資(12カ月物) 11.0%6.0%5.0%


大体5%~7%程度の利ザヤを取っているようです。
もともと金利の低いレイス案件などの場合は利ザヤももっと低く、6%で貸し付けて利ザヤ1%だそうです。

ちなみに、この利ザヤ(maneo金利)は、投資申込時に交付される重要事項説明書の中に記載されています。
注意していないと見落としてしまいそうです。

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Author:中田健介(けにごろう)
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2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
 ソーシャルレンディングは将来性のあるビジネスモデルです。自分も微力ながらこのブログを通じて知名度の向上に努めたいと思っています。

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