maneoマーケット情報(2011年10月)
- 2011/11/02
- 14:02
先月までと公開情報の内容・形式が大きく変わりました。

先月までのように、貸出先ごとの件数や金額・金利・貸し倒れ率は公開されておらず、トータルの貸出金額だけが公開されています。
また、新たに分配金の状況が公開されるようになりました。
また、デフォルトの情報は事業性ローンについてのみ公開するようになりました。以前発生していた個人向けローンのデフォルト情報についてはもう公開はしないということのようです。
さて、「ローン成約額推移」のグラフを見てみます。
ローン成約額の累計は13億円を突破しました(このグラフだと上を突き抜けているのでわかりませんが)
1年前の2010年10月と比べると4倍以上になっています。
やはりUBIグループ傘下となり、金額の大きな不動産関連ローンを次々と募集しているのが大きいです。
次に「分配額推移」のグラフを見ると、元金分配額は2011年8月に1.6億円も増えています。
これはこの月に不動産担保ローンの早期返済が多かったためであると考えられます。
また、利息分配額はは約2300万円です。
2011年10月時点で、元利金分配額に対する利息分配額の比率は約5%となります。
投資家1人当たりの投資額は77万6000円とのことです。
ただ、ローン成約額13.13億円をmaneo登録者数21,270人で割ると一人あたりの投資額は6万円程度にしかなりません。
なので、おそらくこの77万6000円という金額は、登録者数の中でも実際に投資を行っている人だけの投資額なのでしょう。
逆に、ローン成約額13.13億円を77万6000円で割ってみると、1700人となります。
実際のmaneoの投資家数はこのくらいのようです。
新たなデフォルトは発生していません。
スペシャルローンでのデフォルトはまだ発生していませんが、この「スペシャルローン神話」はいつまで続くでしょうか。

↑SBIソーシャルレンディングでの借入はこちらから