ダイヤモンドオンライン記事紹介「平均投資利回り7%超の新しい金融商品 「ソーシャルレンディング」とは?」
- 2011/10/26
- 20:43
平均投資利回り7%超の新しい金融商品「ソーシャルレンディング」とは?
記事の中で紹介されているのはAQUSH・maneo・SBIソーシャルレンディングの3つです。
最大のリスクである貸し倒れ率の低さについては以下のように記載されています。(以下はAQUSHの貸し倒れ率についての評価です。)
(以下引用)
まだ事業を開始して数年しか経っていないため、貸倒率の定義を他の銀行や消費者金融と同じ定義で見ることはできない状況だが、三菱UFJフィナンシャルグループの前期末開示資料では、同社の破綻更生等債権(経営破綻に陥っている債務者に対する債権)比率は0.12%、危険債権(債権の元本の回収及び利息の受取ができない可能性の高い債権)が0.77%とのことであり、貸倒率が1%に満たない状況はある程度評価されてよさそうである。
(引用終わり)
AQUSHの貸し倒れ率は消費者金融と同じくらいのレベルであり、特に低くはない、との見方です。
一方、ソーシャルレンディングのもう一つの特徴である「ソーシャル」の面については、
「投資家が出したお金が最終的に誰にどのように使われたかが見えないため、ソーシャルレンディングの言葉で連想させるソーシャル性がやや薄いという面は否めない。」との評価です。
maneoが個人向けから事業・不動産向けに路線変更をしたため、確かに現在借り手と貸し手のコミュニケーションの場を提供しているソーシャルレンディングというのは現在ほとんど無い状況です。
記事の全体の評価としては、7%以上の高利回りに対して貸し倒れリスクはそれほど高くはなく、投資商品の一つとして有望であるとの評価です。
ソーシャルレンディングが一般向けの投資雑誌でも紹介されることが増えてきています。知名度があがることで今後投資家のすそ野が広がっていくと思われます。
投資家のすそ野が広がることで貸出金利の低下をもたらし、それが借り手を呼び寄せるという好循環が起こると期待しています。

↑SBIソーシャルレンディングでの借入はこちらから
