AQUSH投資戦略 どのグレードの金利何%に投資したらよいか
- 2011/09/10
- 11:30
AQUSH貸出画面↓

AQUSHグレードとは、借り手の信用度に応じてAQUSHが独自に設定するグレードで、AA・A・B・C・Dの5段階があります。当然グレードが低いと貸し倒れの発生する可能性は高くなります。
また、貸出金利は4%から15%まで1%単位で指定することができます。
つまり貸し出す選択肢としては、5×12=60通りがあることになります。
このうち、どのグレードのどの金利にいくらずつ投資するのがよいのでしょうか?
最初に投資を行うとき、迷ってしまうのではないでしょうか。
もちろんAQUSHグレードも金利も高いほうがよいに決まっています。
かといって、グレードAAの15%に投資を行っても、貸出は実際には実行されないでしょう。
AQUSHでは、投資を行ってもすぐに貸出が実行されるとは限りません。
まず、そのグレードの借り手が現れるまで待つ必要があります。
また、グレードの借り手が現れた場合、原則として低い金利を提示している貸し手から優先的に貸出が行われます。つまりグレードAAの5%や6%で投資を行っている貸し手がほかにいた場合、そちらの投資金額から優先して貸出が行われます。それでも借入希望金額に満たない場合にもっと高い金利の貸し手から投資が行われます。
グレードAAで15%の投資を行っても、よほど借入金額の大きな借り手が大量に現れない限り、実際に貸出が行われることはないでしょう。
つまり、貸出に際しては、以下の3つの要素を考慮する必要があります。
・AQUSHグレード(貸し倒れ率)
・金利(利益率)
・貸出実行までの期間
これらの要素を考慮し、利益が最大になるような組み合わせを見つければよいわけです。
一つ参考になりそうなのが、貸出画面に表示されている「予測貸倒率」です。各グレードごとの予測貸し倒れ率を表示しています。
しかし、実はこの貸倒率は実績に基づいたものではありません。実際には貸倒率は全グレードを通じて1%未満です。(2011年9月現在)

なので、グレードごとの貸倒率には、少なくとも現時点ではあまり明確な差はないといえます。
(次回に続く)
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