【海外ソーシャルレンディング紹介】Zopa(4)
- 2011/05/08
- 07:45
●ラピッドリターン
貸したお金がすぐに必要になった時
貸したお金が、返済期限よりも前に必要になったらどうしたらよいか?
あなたは、以下の手順で「ラピッドリターン」を使って、貸したお金の一部または全部を引き出すことができる。
・あなたのアカウントでログインし、「ローン」メニューの「ラピッドリターン」を選択する。
・引き出したいローンを選択する。
・選択したローンについて、システムは、同じマーケットに同じかもっと低い金利で貸してもよいという他の貸し手を探す。
・マッチする貸し手が見つかった場合、ローンはそのマーケットでもっとも低い金利を提示した貸し手に移される。
・その幸運な貸し手は、もっと低い金利を提示していたとしても、あなたがそのローンから得られるはずだった金利を得ることになる。あなたの資金は、別の貸し手の資金により補充される。
・Zopaは移された資金の1%の手数料を得て、残りの資金はあなたの保有する口座に移される。
・あなたはその資金を通常通り銀行口座から引き出すことができる。
●「ラピッドリターン」は、以下のような場合は使用できない。
・「リスティング」を使用した借り手によるローン
・返済が滞っているローン
・借り手からの返済が処理中であるローン
・「消費者金融ライセンス」を持っている貸し手によるローン
・同じかもっと低い金利を提示する他の貸し手がいなかった場合
Zopaでは貸出の途中で資金が必要になった場合、途中で資金を引き揚げることができるそうです。
これは素晴らしいですね。
現在日本のソーシャルレンディングでは貸出期間の途中で資金を返してもらうことは決してできず、一つの貸出を行う上で大きなリスクとなっています(いわゆる流動性リスク)。
日本のソーシャルレンディングでも是非この仕組みは取り入れてほしいと思います。
他の貸し手にローンを移管するということですが、「その幸運な貸し手は、もっと低い金利を提示していたとしても、あなたがそのローンから得られるはずだった金利を得ることになる。」という箇所がよくわかりません。
例えば元のローンの金利が5%で、別の貸し手が提示した金利が3%だった場合でも、移管後のローンの金利は5%のままということでしょうか。
また、この「ラピッドリターン」の貸し手を募集するのはどのページでやっているのでしょうか。通常のローンとは別のページがあるのでしょうか。
そのあたりを引き続き調べる必要がありそうです。

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