maneoのリスク(1)
- 2010/12/24
- 13:22
(A) maneo社のサービスは、お金を借りたい方(ボロワー)とお金を貸したい方(レンダー)を、maneo社を通じてマッチングするサービスです。
お客様は、maneo社との間で匿名組合契約を結んでmaneo社にお金を出資し、maneo社がお客様の指定するボロワーに対して、そのお金を貸し付けるということになります。
このように、お客様は、maneo社にお金を出資していただくことによってレンダーとなり、ボロワーに対してお金を貸し付けるのと同様の経済的効果を得ることになります(ただし、お客様はボロワーに対して直接お金を貸し付けるわけではなく、maneo社がボロワーに対して貸し付ける原資となるお金を出資することになりますので、直接お金を貸し付けるのと異なる点がいくつかあります。)
この「匿名組合契約」というのがよくわかりませんが、とにかく「貸し手(レンダー)は借り手(ボロワー)に直接お金を貸すわけではない」というのがポイントのようです。
(B) 本サービスについては、次のような特徴があります。
(a) お客様ご自身で、出資したお金を、誰に貸し付けるのかを選択していただきます。
(b) お金を貸し付けたけれども、その人が返済をしなくなった場合には、お客様が当社にお支払いいただいた出資金の元本額が全額返ってこないおそれがあります。
ボロワーが返済しなくなった場合(貸し倒れ)には、最悪出資金が全額返ってこないこともあるとのことです。
最大のリスクですね。