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AQUSHの金利決定の仕組みの課題(2011/5/8訂正)

AQUSHの金利決定の仕組みについて述べたいと思います。

まず、AQUSHの仕組みについては公式サイトの動画が大変わかりやすいのでご覧ください。


動画をご覧いただいた上でもう少し詳細にいうと、AQUSHの金利は以下のプロセスで決まります。

①借り手はAQUSHに借入を申し込み、審査を受ける。

②審査を通ったら、AQUSHが借り手のグレード(AA~D)を決定する。

③ローンが貸し手に公開され、出資を受け付けられる状態になる。

④貸し手は、グレード・貸出希望金利・出資金額を設定する。

⑤同じグレードに複数の貸し手がいて出資金額が借入金額を上回った場合、より低い貸出希望金利を設定した貸し手から優先的に貸出が実施される。
 (例えば、グレードAAに80万円を借りたい借り手が一人だけいたとする。
  そして、グレードAAに貸し手X,Yの2名がいて、Xは出資金額50万円で5%の金利・Yは出資金額50万円で8%の金利を設定している。
  この場合、Xが50万円を貸出すことができ、Yは残りの30万円を貸し出すことになる。
  借り手からすると、借入金利は(50万円×5%+30万円×8%)/80万円 = 6.1% となる)
 (※実際にはもっと貸出決定のアルゴリズムは複雑らしいので、正確にこの通りではありません)

ちょっと文章だけだと説明しにくいのですが、ご理解いただけ打でしょうか。

さて、自分はこの仕組みには問題があると考えています。

それは、「借り手はローンの募集が終了するまで金利が何%になるのかわからない」という点です。

お金を借りるのに、金利がいくらになるか事前に全くわからない、というのでは安心して借入ができないのではないでしょうか。思わぬ高金利での借り入れになってしまった場合、最悪返済ができなくなってしまうこともあり得ます。

もちろんAQUSHの過去の実績から、グレードごとに金利が大体いくらになるか予想はできます。
しかし、ローンの金利とは、金利が1%でも違えば返済総額が大きく変わってくるものです。特に大きな金額を借りる場合、そのようなリスクはなかなか冒せないのではないでしょうか。

自分は、AQUSHの借り手を増やすためにはこの問題を解消することが必要だと思います。

対応策としては、例えば借り手はローン募集前に受け入れ可能な金利の上限を決められるようにしてはどうでしょうか。

借り手は、ローン募集前に「7%以下ならなんとか返済できるけれども、それより高い金利では無理」というような設定をし、ローン募集後にもしその金利を上回ることがあればローン自体がキャンセルされるようにするのです。
そのような仕組みにしておけば借り手もある程度安心してローンを募集することができます。

どうでしょうか?
皆さんももしご意見があれば是非お聞かせください。


(以下2011/5/8訂正)

上記の記事の貸し出しの流れについて、AQUSH大前さんより実際と異なる箇所があるとご指摘をいただきました。

AQUSHローンの特長

具体的に異なっていたのは以下の箇所です。

②審査を通ったら、AQUSHが借り手のグレード(AA~D)を決定する。


正しいローンのフローは以下の通りです(大前さんの記事から引用)

ここで正しいローンのフローを申し上げますと、AQUSHローンを申し込まれた場合、審査が通った時点(つまり、上記②ですね)で、グレードだけでなく、借入金額と借入金利が提示されます。


上記の誤認は、AQUSHについての自分の理解不足によるものであり、大変申し訳ありませんでした。訂正させていただきます。
大前さんご指摘いただきありがとうございました。

また、そうするとこの記事の結論である以下の部分も成り立たないことになります。

それは、「借り手はローンの募集が終了するまで金利が何%になるのかわからない」という点です。
お金を借りるのに、金利がいくらになるか事前に全くわからない、というのでは安心して借入ができないのではないでしょうか。思わぬ高金利での借り入れになってしまった場合、最悪返済ができなくなってしまうこともあり得ます。


借り手にとってはちゃんと事前に貸し出し金利は明らかになっているとのことでした。
こちらも取消させていただきます。





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中田健介(けにごろう)

Author:中田健介(けにごろう)
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2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
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