ソーシャルレンディング事業者紹介および評価(2023年版)「みんなの年金」「ASSECLI」
- 2023/07/08
- 05:00
今回は「みんなの年金」「ASSECLI」です。

⇒みんなの年金
概要
沿革
■運営会社
●概要
「みんなの年金」の運営会社は、株式会社ネクサスエージェントです。
株式会社ネクサスエージェントは、資産運用コンサルティング事業、相続対策コンサルティング事業、不動産売買仲介、不動産販売、不動産管理を手掛けています。
2016年1月開業です。
投資用不動産WEB流通プラットフォームブランド『イエリーチ』を運営しています。ビットコインで不動産が購入できるサービスとのことです。
●代表者
株式会社ネクサスエージェントの代表取締役は岩田 講典氏です。
<以下引用>
2008年8月に当時16歳で僕は白血病と診断されました。
同年の7月に私の母も癌になり、別の病院でお互い入退院を繰り返す闘病生活を4年間送り続けてきました。再発して移植手術を受けたりしている中で、クリスマスは迎えられるのか、年は無事に明けられるのか、生きていて価値はあるのか、不安だらけの孤独な毎日でした。
当日16歳の僕が思っていたことは、
「生きているだけで、迷惑をかけてしまっている。」
ようやく闘病生活が終わった20歳。
支えてくれた家族や友人に恩返しをするため、3年後に大阪に戻って独立することを決めて、「自分自身がしっかりと稼ぐ方法」を学ぶために上京をしました。不動産投資営業の会社に入社し、自分が学んだことを支えてくれた周りの人々、そして次世代を担う若者に継承していくべく365日働きました。
迎えた3年後、闘病生活中に出会い支え続けてくれた友人と共に、「理想を追求する会社」ネクサスエージェントを創業しました。
誰しもが理想を持っているはずです。
しかし現実の社会でどれだけの人がその理想をがむしゃらに追い続けているでしょうか。どんな困難や苦境に立たされても、創業当時の想いを忘れることなく、世の中の問題に果敢に挑み続け世の中を良くしていきたい。
それが今の私の夢であり、人生をかけた挑戦です。
引用元:社長メシ
2008年16歳だったということは、2021年現在29歳と大変お若い方ですが、いろいろと苦労されてきたようです。
代表取締役 岩田 講典氏

●出資者
株式会社ネクサスエージェントの出資者についての情報は見当たりませんでした。
●悪いうわさなど
株式会社ネクサスエージェント、岩田 講典氏とも、特に悪いうわさなどは見当たりませんでした。
■サービス
みんなの年金は、不動産を対象とするクラウドファンディングです。
投資家から集めた出資金を不動産の取得・開発に使用し、運用期間中の賃料収入や売却時の利益を分配します。
不動産特定共同事業法に基づくサービスです。
●特徴
・年6回分配
「みんなの年金」は、年6回(奇数月)分配です。
・運用利回りは8%程度と高水準
第1号~第5号案件の利回りはいずれも8%です。
不動産クラウドファンディングとしては高い水準と言えます。
・全期間家賃固定型空室保証付き
みんなの年金は、管理会社とサブリース契約を行い、建物が完成し入居が開始された時から、万が一の空室リスクに備えた「全期間家賃固定型の空室保証」制度を設定することでリスクを徹底的に減らしています。
・優先劣後構造による投資家保護
株式会社ネクサスエージェントが対象不動産に10%~30%程度劣後出資を行っています。
万が一、対象不動産の価値が下落して損失が生じた場合においても、まず劣後出資分から負担されるので、下落リスクを抑えることができます。

2022年の貸出額は11.0億円(シェア0.6%)と、業界26位の規模です。
なお、2023年3月現在、貸倒れ・返済遅延は発生していません。
評価

私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。
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⇒ASSECLI
概要
沿革
ASSECLIは、2019年10月に開始した不動産ソーシャルレンディングサービスです。
運営会社は一棟収益不動産(マンション・アパート・商業ビル)の売買・運用などを手掛けている株式会社エボルゾーンです。
代表取締役会長の藤本 保雅氏は、元中堅不動産ディベロッパー取締役社長を経て株式会社エボルエステート取締役会長に就任しました。また、株式会社岩本組の取締役会長も兼任しています。
ASSECLIは、不動産特定共同事業法に基づく、不動産型のクラウドファンディングです。
投資家から資金を集め、不動産の取得や改修工事を行い、そこから得られた収益を投資家に分配する事業です。
CREALやFANTUS Fundingなどと同様のモデルです。
ASSECLIの主な投資対象はアパートやマンションなどの住宅です。
また、投資家が優先出資者となり、事業者がプロジェクトの一部を劣後出資金として出資する方式のため、物件の価格下落が生じた場合も一定水準までの下落であれば、投資家の元本は守られる仕組みとなっています。
2022年の貸出額は9.1億円(シェア0.5%)と、業界27位の規模です。
なお、2023年3月現在、貸倒れ・返済遅延は発生していません。
評価
私けにごろうによる主観的な評価です。あくまでご参考としてください。

次回は「ソーシャルレンディング事業者紹介および評価(2023年版)「property+」「アンシンバンク」」の予定です。
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