ソーシャルレンディング事業者紹介および評価(2023年版)「FUNVEST」「ポケットファンディング」
- 2023/06/07
- 05:00
今回は「FUNVEST」「ポケットファンディング」です。
⇒FUNVEST
概要
沿革
■運営会社●概要
「FUNVEST」の運営会社は、 Fintertech株式会社です。
第二種金融商品取引業・貸金業の免許を取得しています。
2018年設立で、主な事業は金融商品取引業です。
「FUNVEST」以外には、
暗号資産を担保にしたローンサービス「デジタルアセット担保ローン」、
返戻品の提供を前提とした応援金を得られるサービス「KASSAI」、
不動産投資ローンである「不動産投資プライムローン」
といったサービスを提供しています。
●代表者
Fintertech株式会社の代表取締役は武田 誠氏です。

武田 誠氏
武田 誠氏の経歴については、見当たりませんでした。
●出資者
Fintertech株式会社の株主は、株式会社大和証券グループ本社 80%、株式会社クレディセゾン 20%です。
企業としての信用力は十分と言えるでしょう。
●悪いうわさなど
Fintertech株式会社・武田 誠氏とも、特に悪いうわさは見当たりませんでした。
■サービス
FUNVESTは、金融商品取引法に基づくソーシャルレンディングサービスです。
投資家から集めた資金を借り手に貸し出し、得られた金利を投資家に分配します。
●特徴
・大和証券グループ、クレディセゾングループのグループ力による、厳選された投資機会
大和証券グループとクレディセゾングループの金融・不動産のプロが集結し、プロジェクトチームを発足。
案件発掘から、候補案件の紹介、ファンド運営までグループ双方が協力して提供します。

・想定利回りは2~3%が中心
Funvestは「信用力の高い借手(上場企業など)であること」や「財務が健全である」ことを重視。
価格変動が少なく一定のリターンがあらかじめ見込めるという点で、「預金より高いリターン」を追求しつつ、「質の高い借手を厳選」したファンド組成を目指します。
・案件審査には、グループ力を最大限活用。各専門家が投資案件を厳格に調査。
提案案件の審査については、5段階体制にて案件をチェックしており、借手の資金使途や財務健全性について念入りな確認を行っています。
またコンプライアンス・内部監査体制についても、大和証券グループからの出向者を中心に、厳格な体制を敷いています。

2022年の貸出額は17.2億円、シェア1.0%と業界18位の規模です。
なお、2023年3月現在、貸倒れ・返済遅延は発生していません。
評価
私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。

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⇒ポケットファンディング
概要

沿革
ポケットファンディングは、2017年8月に開始した、沖縄を拠点とするソーシャルレンディングサービスです。
運営会社はソーシャルバンクZAIZEN株式会社で、財全グループの一社です。
財全グループは、20年以上前から沖縄で貸金業や不動産業を手掛けてきた会社で、貸金業の融資残高では恐らく県内では一番とのことです。
「沖縄では事業者の資金ニーズが非常に多いが、銀行がなかなかリファイナンスに応じない」という現状を問題だと考えた財全グループは、ソーシャルレンディングのサービスで課題解決を図ることを考えました。
借り手は、不動産業者、建設業者や観光・宿泊関連などです。
沖縄の企業が中心ですが、県外の企業にも貸し出しを行っています。
ポケットファンディングの平均利回りは6.9%です。
2022年の貸出額は15.4億円、シェア0.9%と業界19位の規模です。
なお、2023年4月現在、貸倒れ・返済遅延はまだ発生していません。
評価
私けにごろうによる主観的な評価です。あくまでご参考としてください。

次回は「小規模事業者持続化補助金の支払いが確定しました」の予定です。





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