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ソーシャルレンディング事業者紹介および評価(2023年版)「COMMOSUS」「ビットリアルティ」

各サービス事業者の紹介および評価を掲載します。
今回は「COMMOSUS」「ビットリアルティ」です。


⇒COMMOSUS

概要


沿革

COMMOSUS(旧CAMPFIRE Owners)は、2019年10月に開始したソーシャルレンディングサービスです。

運営会社は株式会社CAMPFIRE SOCIAL CAPITALです。
CAMPFIRE SOCIAL CAPITALは、購入型クラウドファンディングを手掛けるCAMPFIREの100%子会社です。
CAMPFIREは未上場ですが、KDDI Open Innovation Fund、グローバル・ブレイン、伊藤忠商事、大垣共立銀行、SBプレイヤーズ、アライアンスパートナー、サーチフィールド、セゾン・ベンチャーズ、セレス、パルコ、フリークアウト・ホールディングス、ワールドなどから出資を受けており、企業としての信用度は高いものと考えられます。

代表取締役社長の加藤 義隆氏は一橋大学大学院国際企業戦略研究科(金融戦略MBA)卒業後、1998年に日本銀行に入行し、景気・市場分析、為替介入や金融市場調節、統計の設計や政府資金繰りなどに従事しました。
日銀退職後、フィンテックグローバル株式会社に入社し、地域活性化における「金融」の可能性を追求しました。
老朽化したインフラへの最適ファイナンススキームの構築、自治体による産業支援のサポート、賑わい創りの為の事業投資などを手掛けました。
2019年7月に株式会社CAMPFIREに入社しました(現任)。
また、株式会社美作国電力取締役も務めています。
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COMMOSUSは、ソーシャルレンディングサービスです。

投資家から資金を集め、国内だけでなく海外も含めた様々な事業者・プロジェクトに融資するビジネスモデルです。
例えば待機児童問題を解決するために保育園を作るといった社会貢献性の高い案件が対象です。

2022年の貸出額は18.2億円(シェア1.1%)と、業界16位の規模です。
なお、2023年3月現在、貸倒れ・返済遅延は発生していません。

評価

私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。

ソーシャルレンディング2016
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ビットリアルティ

ビットリアルティ

概要



沿革

ビットリアルティは、ビットリアルティ株式会社が提供するサービスです。
ビットリアルティ株式会社の出資者は、株式会社野村総合研究所とケネディクス株式会社です。
野村総合研究所は日本の最大手シンクタンクで、東証プライムに上場しています。
また、ケネディクス株式会社は、不動産アセットマネジメント会社で す。

ビットリアルティ株式会社の代表取締役社長は菊嶋勇晴氏です。
2006年からJリートのケネディクス不動産投資法人(現ケネディクス・オフィス投資法人)の資産運用会社ケネディクス・リート・マネジメント(株)にて資産運用業務・資金調達・IR業務に従事し、2014年から取締役企画管理部長として、ヘルスケア専業リートであるジャパン・シニアリビング投資法人(現在は、合併を経てケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人)の立ち上げに参画し、資金調達及びIR業務の責任者を経て2018年2月ビットリアルティ株式会社代表取締役社長に就任しました。

ビットリアルティは、不動産を投資対象とするソーシャルレンディングサービスです。
特に、ミドルリスク・ミドルリターンとなる「メザニンローン債権」を主な投資対象とします。
メザニンとは、銀行借入や社債などのデットファイナンスと、株式によるエクイティファイナンスの中間という意味であり、一般的なローンよりも返済順位が劣後し、普通株式よりも配当支払いが優先される部分となります。 これは優先劣後構造やウォーターフォールとも呼ばれ、内部信用補完としてリスクをコントロールする方法です。
また、裏付け資産となる不動産価格が下落した場合でも、最初にエクイティが毀損し、それでも不足があるときに初めてメザニンローン債権の元本が毀損します。そのため、不動産価格が下落しても、すぐに元本が毀損するわけではありません。

匿名組合を通じて企業に対する貸し出しを行うスキームであり、その点では一般的なソーシャルレンディングと同じです。
オーナーズブックなどと近い仕組みと言えます。 

また、ケネディクスのノウハウを最大限に活用し、不動産の専門家による目利きに裏付けされた不動産マネジメントを行うことで、高品質で魅力のある投資商品を厳選します。

ビットリアルティのファンドの最低投資金額はなぜか50万円です。
他のサービスは1万円程度から投資できるところが多いため、それらと比べるとハードルが高いと言えます。

2022年の貸出額は18.0億円、シェア1.1%と業界17位の規模です。
なお、2023年3月現在、貸倒れ・返済遅延は発生していません。


代表取締役社長 菊嶋勇晴氏

評価


私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。




ソーシャルレンディング2016


次回は「素人が接骨院を経営できるか~2023年4月収支実績」の予定です。




property+(プロパティプラス)

マリタイムバンク

SAMURAI FUND





プレファン

WARASHIBE



BATSUNAGU

利回りくん

victory fund












FUELオンライン

バンカーズ

Jointoα(ジョイントアルファ)

イークラウド

CRE Funding


マザーズ上場企業が手掛ける不動産クラウドファンディング




ポイントで投資できる不動産型クラウドファンディング
Rimple(リンプル)


最先端技術企業へ投資する株式型クラウドファンディング
ユニコーン


上場企業・有名企業への投資
Funds


中古不動産の再生に投資



不動産・ホテルに投資
CREAL



アジアの中心!沖縄発クラウドファンディング
Pocket Funding



狭い国内市場には興味なし! ソーシャルレンディングで世界を救う!



FUNDINNO(ファンディーノ)


不動産の目利きには自信あり!
OwnersBook



















関連記事

コメント

ビットリアルティの株主

野村総研は3月31日付でビットリアルティから手を引いてます。

https://www.bit-realty.com/topics/news/2023/04/01/01

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中田健介(けにごろう)

Author:中田健介(けにごろう)
IT系企業に勤務しています。
2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
 ソーシャルレンディングは将来性のあるビジネスモデルです。自分も微力ながらこのブログを通じて知名度の向上に努めたいと思っています。

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