ソーシャルレンディング事業者紹介および評価(2023年版)「アイフルファンド」「J.Lending」
- 2023/05/20
- 05:00
今回は「アイフルファンド」「J.Lending」です。

⇒アイフルファンド
概要
沿革
●概要
「アイフルファンド」の運営会社は、AGクラウドファンディング株式会社です。
2020年8月27日開業です。
AGクラウドファンディング株式会社は、消費者金融大手で東証一部上場のアイフル株式会社のグループ会社です。
信用力では問題ないと言えるでしょう。
●代表者
AGクラウドファンディング株式会社の代表取締役社長は中馬 俊彦(ちゅうま・としひこ)氏です。
中馬 俊彦氏は、1987年にアイフル入社。
2005年教育部長、2009年管理本部部長。
2012年アストライ債権回収専務取締役。
2018年アストライパートナーズ取締役専務執行役員。
アストライパートナーズはアイフルの子会社で企業再生コンサルティングを提供する会社です。
●出資者
AGクラウドファンディング株式会社はアイフルの子会社です。
●悪いうわさなど
AGクラウドファンディング株式会社、中馬 俊彦氏とも、特に悪いうわさなどは見当たりませんでした。
■サービス
アイフルファンドは、ソーシャルレンディングサービスです。
投資家から集めた出資金を貸し付け、得られた金利から分配を行います。
金融商品取引法に基づくサービスです。
なお、アイフル株式会社はこれまでファンズを通じて資金調達を行ったことがあります。
●特徴
・東証1部上場アイフルグループ
親会社のアイフルは東証1部上場企業であり、厳しいコンプライアンス基準に基づいて事業を運営しています。
・貸付先はアイフル株式会社
開業当初はアイフルを貸付先とした商品のみを取り扱うとのことです。
貸し倒れのリスクは非常に低いと考えられます。
・運用利回りは1%程度
募集案件の利回りは1%程度です。
ソーシャルレンディングサービスとしては比較的低い水準と言えます。
2022年の貸出額は29.9億円、シェア1.8%と業界12位の規模です。
なお、2023年3月現在、貸倒れ・返済遅延は発生していません。
評価
私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。

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⇒J.Lending(ジェイレンディング)
概要
沿革
J.Lending(ジェイレンディング)のサービス提供会社は株式会社ジャルコで、JASDAQ上場企業のJALCOホールディングスの100%子会社です。代表の田辺 順一氏は、もともと野村證券で営業などを手がけていました。
その中で、顧客に本当に勧められる商品は少ないと強く感じ、その後退社してジャルコの代表となり、自分の親に対しても勧められるような投資商品を作りたいという思いでJ.Lendingを立ち上げたとのことです。
J.Lendingのファンドの投資対象は各種事業者です。
ただ、J.Lendingは最低投資金額が50万円以上と比較的高いため、投資家にとっては投資しづらい面があります。
2022年の貸出額は28.7億円(シェア1.7%)と、業界13位の規模です。
なお、2023年4月現在、貸倒れ・返済遅延はまだ発生していません。
評価
私けにごろうによる主観的な評価です。あくまでご参考としてください。

次回は「ソーシャルレンディング事業者紹介および評価(2023年版)「CREAL」「TOMOTAQU」」の予定です。
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