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ソーシャルレンディング事業者紹介および評価(2023年版)「クラウドクレジット」「TECROWD」

各サービス事業者の紹介および評価を掲載します。
今回は「クラウドクレジット」「TECROWD」です。



クラウドクレジット 

【クラウドクレジット】


概要




沿革


クラウドクレジットは、海外の個人や事業者を対象とするソーシャルレンディングです。
これまで、ペルー、東欧、北欧、バルト三国、イタリア、カメルーン、ロシア、ジョージアなど、世界の様々な国に対して投資するファンドを募集しています。

代表の杉山智行氏は、東京大学卒で、ロイズTSB銀行出身です。
ロイズTSB銀行はイギリスの銀行で、東京にも支店がありましたが、2013年に日本から撤退してしまいました。
その後、杉山氏が当時のメンバーを集めてクラウドクレジットを立ち上げました。

日本は非常に低金利ですが、海外に目を向ければ金利10%以上の国は数多くあります。
クラウドクレジットは、日本の投資家からの資金をそうした国の個人や事業者に貸し出す仕組みを作り、お互いにメリットを得られるようにしたいとの理念を実現するサービスです。

クラウドクレジットの株主には、伊藤忠商事株式会社、マネックスベンチャーズ株式会社など有名企業も名を連ねており、注目度・期待度の高さを感じさせます。

様々な国に対するファンドを募集していますが、闇雲に組成しているわけではなく、金融の法整備がしっかりしており、財政や為替などもある程度安定している国を選んでいるとのことです。

短期間に次々と海外ファンドを組成できるのは、現地のソーシャルレンディングサービスと提携し、うまく役割分担をしているためです。
基本的には、最終的な借り手である個人や事業者に対する審査・貸付・回収は現地のサービスが行い、クラウドクレジットはそれらのサービスに対する資金の提供や回収などを手掛ける、といったスキームです。

利回りは5~15%とファンドによって大きく異なります。
また、サービス開始当初は為替ヘッジはなかったのですが、投資家からの要望が多かったため、2015年からは為替ヘッジありのファンドも募集しており、投資家が選択できるようになっています。

クラウドクレジットは、2023年1月にバンカーズホールディングスの完全子会社となりました。

2022年の貸出額は61.4億円・シェア3.6%と業界8位の規模です。

なお、2019年5月時点で、返済遅延率は金額ベースで8.9%(けにごろうによる推計)です。


杉山2
杉山代表

評価


私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。
ソーシャルレンディング2016


**************
TECROWD.png

⇒TECROWD

概要





沿革


●概要
「TECROWD」の運営会社は、TECRA株式会社です。

TECRA株式会社は、建築工事、土木工事、設計及び監理、海外開発、不動産の売買、賃貸、仲介、管理を手掛けています。
不動産特定共同事業の登録をしています。
2001年5月に前身であるマルイマ内装を開業し、以降上記業務を行っていましたが、2014年に海外開発事業に着手します。
最初に手掛けたのはモンゴルのプロジェクトでした。
以降、ラオス、ウクライナ、キルギスでのプロジェクトを手掛けています。

●代表者
TECRA株式会社の代表取締役社長は今井 豊和氏です。
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今井 豊和氏

今井 豊和氏の経歴は以下の通りです。
1976年生まれ。工業高校卒業後
恩師との出会いをきっかけに「ものづくり」へ興味を持ち、内装業の道へ進む。
24歳でTECRA株式会社の前身となるマルイマ内装を開業。
新興国へも日本の建設技術を伝承したいと強く思い、2014年モンゴルプロジェクトを開始。
2018年TECRA MONGOLIA LLCを設立。

●出資者
TECRA株式会社の出資者についての情報は見当たりませんでした。

●悪いうわさなど
TECRA株式会社、今井 豊和氏とも、特に悪いうわさなどは見当たりませんでした。

■サービス
TECROWDは、新興国不動産を対象とするクラウドファンディング です。
投資家から集めた出資金を新興国不動産の取得・開発に使用し、運用期間中の賃料収入や売却時の利益を分配します。

●特徴
・10万円から投資可能
「TECROWD」の最低投資金額は10万円です。

・運用利回りは6.5%程度
第1号案件の利回りは6.5%+リリース記念1.5%の計8.0%でした。
不動産クラウドファンディングとしてはかなり高い水準と言えます。

・投資対象が新興国不動産
経済発展の著しい新興国における不動産投資は、日本と比べて高いリターンが期待できることが特徴です。
TECROWDでは、海外の中でも新興国に特化した不動産を扱っており、なおかつ掲載するのは関連企業が管理する不動産のみです。
不動産特定共同事業型クラウドファンディングで、海外不動産を対象とするものは私の知る限り初めてです。

・日本の建設会社が品質を管理
TECROWDが紹介するのは、すべて日本の建設会社であるTECRAが工程・品質の管理・監督に責任を持つ不動産のみです。
海外の不動産と言えども、日本の高いコンストラクションマネジメント技術が生かされた信頼できる不動産のみを紹介するとのことです。

・優先劣後構造による投資家保護
対象不動産へは、TECRAが劣後出資を行っています。
万が一、対象不動産の価値が下落して損失が生じた場合においても、まず劣後出資分から負担されるので、下落リスクを抑えることができます。
ただし、商品の特性上、劣後出資を採用していないものもあるとのことです。

・為替変動に対するリスクヘッジ
TECROWDでは現地の金融機関とも提携し、投資家の資金を日本円で受け取り、日本円で戻します。
それにより為替変動リスクを軽減しているとのことです。
具体的にどのような方法で為替ヘッジを行っているかについては明記されていませんでした。

2022年の貸出額は44.0億円、シェア2.6%と業界9位の規模です。
なお、2023年3月現在、貸倒れ・返済遅延は発生していません。

評価


私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。
ソーシャルレンディング2016

次回は「素人が接骨院を経営できるか~2023年3月収支実績」の予定です。


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中田健介(けにごろう)

Author:中田健介(けにごろう)
IT系企業に勤務しています。
2010年からソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)での資産運用を開始しました。
自分の運用実績、各社のサービス内容比較、業界の最新トピックなどを毎週2回(水・土)発信しています。

■著書
2015年3月7日にぱる出版より著書「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を発売しました。
是非よろしくお願いいたします。

■興味のあるもの
 ・投資(これまでに実施したことがあるのは、投資信託・国債・FX・株式などです。)

■ソーシャルレンディングについて
 maneo・AQUSHとも2010年から始めました。
 ソーシャルレンディングは将来性のあるビジネスモデルです。自分も微力ながらこのブログを通じて知名度の向上に努めたいと思っています。

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