素人が接骨院を経営できるか～8月収支実績

接骨院経営の話です。

2022年8月の収支実績は以下の通りでした。



■売上について
雇用調整助成金も含めた売上は775,402 円と、前月から12万円ほど下がりました。
後に述べる下記休業および臨時休業のため、営業日数が前月21日から16日へと減ったことが原因です。
また、1日当たりの患者数も20人から18人へと減っています。

■経費について
経費については1,021,801 円と、前月からほとんど変わっていません。

■利益について
利益はマイナス246,399円とまた赤字でした。
赤字の額は前月よりもさらに１４万円ほど増えています。

■その他トピック
●夏季休業
8月12日～16日まで夏季休業としました。

●臨時休業
スタッフのうち1名の家族に新型コロナの感染者が出ました。
そのため、8月26日、27日、29日を臨時休業としました。
スタッフ2名は幸い発症しませんでしたが、念のためPCR検査を受けさせ、いずれも陰性であることが確認できたため、営業を再開しました。

●台風による浸水
8月中旬の台風に伴う大雨のため、院の床に若干の浸水がありました。
当日はスタッフが床を拭いて対応し、営業には支障がなかったとのことです。
ただ、この件について私に報告があったのが1週間以上経ってからでした。
私は報告を受けてすぐに管理会社に連絡し、対応を求めました。
しかし、10日以上経ってからようやく管理会社から回答があり、浸水発生から時間が経ちすぎていることと、発生時の写真がないため、対応はできないとのことでした。
今後同様の事態が起こった時は、現場写真・原因箇所の写真の撮影をするとともに、すぐに私まで電話連絡をするようスタッフに指示しました。

売上改善会議で挙がった以下の課題について対応を実施しています。

●小規模事業者持続化補助金の申請
先月も書きましたが、全国商工会連合会が実施している「小規模事業者持続化補助金」を申請しました。
↓
小規模事業者持続化補助金

この補助金の審査結果が8月末になりようやく通知されました。
結果は「承認」でした。
長いこと待たされましたが、50万円の補助金が使えるようになるのはありがたいことです。
この補助金をうまく活用して売上向上につなげたいところです。

＜各項目の説明＞
■売上
・現金
　窓口で患者さんから受領した現金の金額です。
　保険診療であれば、加入している健康保険の種類により、医療費の1割～3割の金額を現金で受領します。
　自由診療（保険診療外）の場合は、医療費の全額を現金で受領します。

・診療報酬
　レセプト（診療報酬明細）を業者を通じて厚生労働省に送付し、保険診療の医療費を請求します。
　実際に入金されるのは2か月後です。

・雇用調整助成金
　コロナ関連の助成金です。
　休業するとその日数×スタッフの人数分に応じた助成金がもらえます。
　受給するには、売上が以前よりも５％以上下がっていること、などの条件があります。

■経費
・人件費
　スタッフの方へ支払っている人件費です。

・社会保険料
　スタッフの社会保険料（の半額）を年金事務所および労働局に支払います。

・家賃
・水道代
・電気代
・通信費
　電話・インターネットの通信費です。

・ビルメンテナンス
　産業廃棄物収集の費用です。

・小口払い
　日々使用する消耗品などの費用です。
　使った分だけ後でスタッフの方に送金しています。

・レセプト処理委託費
　レセプト（診療報酬明細）を業者に処理委託しています。その委託費用です。
　金額は基本的に診療報酬の３％です。

次回は「ソーシャルレンディング・不動産クラウドファンディング事業者比較(2022年）「利回り」」の予定です。
















































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