ソーシャルレンディング事業者紹介および評価(2022年版)「ソルミナ」「ONIGIRI Funding」「A funding」
- 2022/10/19
- 05:00
今回は「ソルミナ」「ONIGIRI Funding」「A funding」です。

⇒ソルミナ
概要

沿革
■運営会社
●概要
「SOLMINA(ソルミナ)」の運営会社は、ソーシャルファイナンス株式会社です。
所在地は徳島県徳島市です。
第二種金融商品取引業の免許を取得しています。
主な事業は「SOLMINA(ソルミナ)」の運営です。
ソーシャルファイナンス株式会社は、株式会社メディオテックおよび株式会社フィットの子会社です。
株式会社メディオテックは1996年設立で、再生エネルギーの開発などを手掛けています。
株式会社フィットは2009年設立で、クリーンエネルギー事業、スマートホーム事業、フランチャイズ事業を手掛けています。
また、東証マザーズに上場しています。
●代表者
ソーシャルファイナンス株式会社の代表取締役は松永 秋博氏です。
松永 秋博氏は外資系証券・生保・銀行に勤務していました。
株式会社メディオテックの電力事業本部長を経て、ソーシャルファイナンス株式会社の代表取締役を務めています。

代表取締役 松永 秋博氏
●出資者
ソーシャルファイナンス株式会社は、株式会社メディオテックおよび株式会社フィットの子会社です。
ただ、出資比率などについてはわかりませんでした。
●悪いうわさなど
ソーシャルファイナンス株式会社については特に悪いうわさなどは見当たりませんでした。
代表取締役である松永 秋博氏についても特に悪いうわさなどは見当たりませんでした。
■サービス
SOLMINAは、再生エネルギー事業に特化したクラウドファンディングサービスです。
投資家から集めた出資金を元に再生エネルギー施設を購入し、発電された電気を売電して得られた資金を元に分配を行います。

事業者に貸し付けを行っているわけではないので、ソーシャルレンディングサービスとは異なるスキームのようです。
●特徴
・再生可能エネルギー電力の利用を目的
SOLMINAは、『クリーンエネルギーで社会的課題を解決すること』を目指し、環境に優しい再生可能エネルギー事業を主体とした、短期から中長期まで多種多様なファンドを取り扱います。
・運用利回りは5~6%程度
募集案件の利回りは5~6%程度です。
2021年の貸出額は0.4億円(シェア0.0%)と、業界44位の規模です。
なお、2022年3月現在、貸倒れ・返済遅延は発生していません。
評価
私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。

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⇒ONIGIRI Funding
概要

沿革
■運営会社
●概要
「ONIGIRI Funding」の運営会社は、きらめき不動産株式会社です。
きらめき不動産株式会社は2008年設立で、不動産に関する売買・コンサルティング・管理などを手掛けています。
不動産特定共同事業の登録をしています。
●代表者
代表取締役は後藤 聡志氏です。

経歴
<以下「CEO社長情報」より引用>
大学卒業後、ワーキングビザを取得しオーストラリアで1年間過ごす。
帰国後さまざまな業種を経験する。2004年に不動産投資業界へ転身。
08年きらめき不動産を創業。13年に自由が丘店、15年には品川オフィスを開設。
CCIM(事業用不動産投資顧問)、CPM(米国不動産経営管理士)、IREM JAPAN理事、公認不動産コンサルティングマスター、有効不動産活用士、宅地建物取引士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士・賃貸不動産経営管理士、住宅ローンアドバイザー、定借プランナー、古民家鑑定士、損害保険募集人資格、少額短期保険募集人資格。
著書に『不動産投資の買い替え戦略〜購入後8年で売りなさい』ほかがある。
<引用終わり>
CCIM(事業用不動産投資顧問)というのは、シカゴに本部を持つ全米認定不動産投資顧問協会認定の、「不動産投資顧問スペシャリスト養成プログラム」を経て得られる、かなり難易度の高い資格で、日本では150名ほどしか取得者はいないそうです。
●出資者
きらめき不動産株式会社の出資者については情報が見当たりませんでした。
●悪いうわさなど
特に悪いうわさなどは見当たりませんでした。
■サービス
「ONIGIRI Funding」は、不動産を投資対象としています。
投資家から集めた出資金で不動産を取得し、それを運用して得られた賃料収入を投資家に配当として還元します。
●特徴
・利回りが8%台と比較的高い。
ファンドの想定利回りは8%台です。
先日紹介したパートナーズファンディングと並び、不動産クラウドファンディングとしてはかなり高い水準です。

・優先劣後システムによるリスクの低減
優先劣後システムとは、投資家を優先出資者、きらめき不動産株式会社を劣後出資者と定義し、元本の償還及配当の支払いを優先出資者に対するものから優先的に行うことで、優先出資者に対する元本及び配当金の安全性を高める仕組みのことです。
空室や修繕費の発生により利益が減少した場合や、物件売却時に売却価格が出資総額を下回った場合でも、一定割合の損失までは投資家への配当金に影響しません。
優先劣後出資割合は30%とのことです。

2021年の貸出額は0.2億円(シェア0.0%)と、業界45位の規模です。
なお、2022年3月現在、貸倒れ・返済遅延は発生していません。
評価
私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。

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⇒A Funding
概要

沿革
A Funding(エーファンディング)は、2020年2月に開始した不動産クラウドファンディングサービスです。
運営会社は株式会社AMBITIONです。
不動産賃貸管理・賃貸仲介・売買仲介・民泊などを手掛けています。
不動産特定共同事業の許可を得ており、2014年にマザーズに上場しています。
代表取締役は清水 剛氏です。
経歴は以下の通りです。
1971年、東京都生まれ。
大学卒業後、大手賃貸不動産会社に入社。
100名以上が在籍する営業部の中、わずか1年でトップ営業マンに上り詰める。
その後、同社の売上最高記録を叩き出し、2005年に営業部長に就任。2007年9月に株式会社AMBITIONを設立し、代表取締役に就任。
A Fundingは、不動産特定共同事業法に基づく、不動産型のクラウドファンディングです。
投資家から資金を集め、不動産の取得や改修工事を行い、そこから得られた収益を投資家に分配する事業です。
CREALやFANTUS Fundingなどと同様のモデルです。
主な投資先はマンションなどです。
また、投資家が優先出資者となり、事業者がプロジェクトの一部を劣後出資金として出資する方式のため、物件の価格下落が生じた場合も一定水準までの下落であれば、投資家の元本は守られる仕組みとなっています。
2021年の貸出額は0.2億円(シェア0.0%)と、業界46位の規模です。
なお、2022年3月現在、貸倒れ・返済遅延は発生していません。
代表取締役 清水 剛氏
評価
私けにごろうによる主観的な評価です。
あくまでご参考としてください。

次回は「古家2軒目を購入しました」の予定です。




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