ソーシャルレンディング事業者紹介および評価(2022年版)「ファンズ」「レンデックス」
- 2022/05/18
- 05:00

ファンドの募集条件は以下の通りです。
予定利回り:2.0%
予定運用期間:約3か月
募集金額:1億円
このファンドでは、借入れを伴わないファンズ・マーケティング・スキームが採用されています。
ファンズ・マーケティング・スキームとは、ファンズ・レンディング社が組成企業となるファンドにおいて、ファンズ・マーケティング社が借り手となり、同社が参加企業(広告主企業)の広告活動を支援するファンドスキームです。
ファンズ・マーケティング社は、Fundsを運営するファンズ社の100%子会社の広告代理事業者です。
ファンズ・マーケティング社は、借入金を利用してFUNDINNOを対象とする広告事業を行い、FUNDINNOから対価を受け取ることを予定しています。FUNDINNOから受け取る対価は、借入利息の支払原資となります。
なお、ファンズ・マーケティング社は、信用補完を目的として、ファンズ・レンディング社との間の金銭消費貸借契約において、借入金のうち8割を銀行預金として留め置くことが義務付けられることとなり、残りの2割のみ広告事業に利用可能となります。
今回の募集金額は1億円なので、8000万円が銀行預金として留め置かれ、残りの2000万円が広告事業に利用されるということになります。
このファンド公開を記念して、FUNDINNO×Fundsのセミナーが開催されます。

将来性のあるベンチャー企業への投資プラットフォームを提供する株式会社FUNDINNO CEO柴原裕喜と、ファンズ株式会社 CEO藤田雄一郎が、Fundsにてファンドを公開する記念として、両社代表によるオンライン対談イベントを開催いたします。ここでしか聞けない、ファンド公開の裏話や今後の展望、実際にサービスを利用しているユーザーの生の意見等を、対談形式でお届けします。
イベント詳細
開催日時:2022年5月24日(火)19:00-20:00
開催場所:zoomにて配信
参加費:無料 事前申し込み制 先着500名
また、【Funds優待&セミナー参加特典】エントリー&抽選で合計30名に、ベンチャー企業発の商品セットがプレゼントされます。
①本ファンドに10万円以上の投資したお客様、及び、②5月24日に開催するFUNDINNO×Fundsセミナーへ参加し、所定の応募フォームからエントリー頂いたお客様の中から抽選で10名様×3コースの合計30名様に、Funds優待(以下、当優待)としてベンチャー企業発の商品をプレゼントします。
①、②それぞれで抽選権を獲得することができるため、①②の両方で2口応募いただくと当選確率が高まります。ただし、一人の方の重複当選はございませんので、あらかじめご了承ください。
優待&セミナー参加特典 各コースの内容
コースA:食べて飲んで楽しむセット(抽選で10名様)

コース内容
株式会社総合近江牛商社:認定近江牛指定店監修の近江牛3種詰め合わせ(こだわり近江牛カレー、近江牛プレミアムカレー、近江牛ホルモン煮込み)
株式会社アイル:VEGHEET 野菜のシート 4種セット
株式会社ハーバルアイ:漢甘茶(かんかんちゃ)
日本きくらげ株式会社:日本きくらげ【富士山】-乾燥(50g)
コースB:おうち時間を楽しむセット(抽選で10名様)

コース内容
株式会社JAM:FUNDINNOギフト限定 シルクスクリーン体験キット(巾着付き)
株式会社キカクニカ:おうちこうそのもと1袋 瓶が不要でお試しで始めたい人向け(おうちこうそのもと1袋+レシピ本)
コースC:日常を楽しむセット (抽選で10名様)

コース内容
株式会社リーモ・トロージェン:Eternal flower Rose floral
株式会社カミーノ:PAPLUS プラスチックフリータンブラー
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各サービス事業者の紹介および評価を掲載します。
今回は「ファンズ」と「レンデックス」です。

⇒ファンズ
概要

沿革
ファンズは、ファンズ株式会社が提供するサービスです。
ファンズ株式会社創業者の一人で代表取締役の藤田雄一郎氏は、大学卒業後株式会社サイバーエージェントに入社しました。
2007年にマーケティング支援事業を行う企業を創業し、2012年上場企業に売却の後、2013年にクラウドバンクの立ち上げに取締役として参画しています。
2016年11月に株式会社クラウドポート(現ファンズ株式会社)を創業しました。
共同創業者の柴田 陽氏はマッキンゼー・アンド・カンパニー出身です。店舗集客サービス「スマポ」、タクシー配車アプリ「日本交通タクシー配車」など、数々のヒットアプリを手がけ、3つの会社の創業・売却の経験を持っています。
ファンズのコンセプトは、「貸付ファンドのオンラインマーケット」です。
ファンズでは、ファンドを組成するのはファンズ株式会社ではなく、「ファンド組成企業」です。
投資家は、1つ口座を開設すれば、ファンズを通じて複数のファンド組成企業に対して投資を行うことができます。
ファンズ株式会社は投資家・資金の募集に専念し、各ファンド組成企業はファンドの組成・運営に専念することで、効率的な運営が期待できます。
ファンド組成企業の基準としては、上場企業・監査法人による監査を受けていること・VCから出資を受けていることなどが挙げられ、これらに加えて財務状況、資金調達力など総合的な観点から審査を行っています。
実際のファンド組成企業には、アイフル株式会社や株式会社デュアルタップといった有名企業、上場企業も含まれます。
また、ファンズでは、貸付に関するリスクを軽減するため、「関係会社貸付スキーム」を採用しています。
貸付先はファンド組成企業の子会社に限定するというモデルです。
これにより、ファンド組成企業は、子会社に対して監視・経営指導を行うことになり、不正を防止できます。
さらに、ファンズではメルカリやイートアンドといった有名企業のファンドも募集しており、中には「大阪王将店舗で使える投資家特別割引券」といった投資家優待付のユニークなものもあります。
2021年の貸出額は138.3億円(シェア9.8%)と、業界2位の規模です。
なお、2022年3月現在、貸倒れ・返済遅延は発生していません。
代表取締役 藤田雄一郎氏
評価
私けにごろうによる主観的な評価です。あくまでご参考としてください。

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⇒LENDEX
概要

沿革
LENDEXは、公認会計士である筧 悦生氏が立ち上げたソーシャルレンディングサービスです。
投資対象は住宅・商業ビルなどの国内不動産で、主な借り手は不動産事業者と民泊事業者です。
ファンドの平均利回りが8.9%と比較的高いのが特徴です。
LENDEXでは、不動産の担保価値評価を自社で手掛けていますが、東急リバブルによる担保物件の鑑定結果も掲載しているのが特徴です。
これは、不動産評価の透明性・客観性を高めるための牽制的役割との位置づけとのことです。
2019年には、筧氏は代表を退任し、かわって田川徳彦氏が代表に就任しました。
さらに同年8月には深澤克己氏が代表に就任しています。
2021年の貸出額は118.3億円(シェア8.4%)と、業界3位の規模です。
なお、2022年3月現在、貸倒れ・返済遅延はまだ発生していません。
評価
私けにごろうによる主観的な評価です。あくまでご参考としてください。

次回は「ソーシャルレンディング「FUNVEST」スタート」の予定です。




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