サラリーマンが接骨院を経営できるか(3)~事業購入費用をローンで賄えるか
- 2021/12/11
- 05:00
この費用を金融機関からのローンで賄えないものでしょうか。
キャッシュで支払っても良いのですが、なるべくならキャッシュを使わずにすませたいと考えています。
接骨院という立派な事業を始めるのですから、金融機関から堂々とお金を借りられるのではないでしょうか。
試しに日本政策金融公庫に問い合わせてみたところ、「新型コロナウイルス感染症特別貸付」を勧められました。
「新型コロナウイルス感染症特別貸付」は、新型コロナウイルス感染症の影響により、一時的に業況悪化を来している事業者を対象としたものです。
具体的には、以下の条件に当てはまる必要があります。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的な業況悪化を来している方であって、次の1または2のいずれかに該当し、かつ中長期的に業況が回復し、発展することが見込まれる方
1.最近1ヵ月間等の売上高または過去6ヵ月(最近1ヵ月を含みます。)の平均売上高が前3年のいずれかの年の同期と比較して5%以上減少している方
2.業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合等は、最近1ヵ月間等の売上高または過去6ヵ月(最近1ヵ月を含みます。)の平均売上高(業歴6ヵ月未満の場合は、開業から最近1ヵ月までの平均売上高)が次のいずれかと比較して5%以上減少している方
(1)過去3ヵ月(最近1ヵ月を含みます。)の平均売上高
(2)令和元年12月の売上高
(3)令和元年10月から12月の平均売上高
私の会社は、上記1の条件に当てはまっていました。
資金の使いみちは、
「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う社会的要因等により必要とする設備資金および運転資金」
とあります。
今回は新規事業への投資なので、設備資金と言えるでしょう。
融資限度額は8,000万円です。
今回融資を受けたいのは600万円なので十分です。
利率は1.33%です。
ただし、当初3年間はこの金利より0.9%低い金利が適用されます。すなわち0.43%です。
非常に低い金利ですが、さらに一定の条件を満たすと、「特別利子補給制度」の適用を受けることができ、この当初3年間の金利がタダとなります。
貸付期間は、設備資金の場合は最大20年までです。
担保も不要です。
ただし法人の代表者が保証人になる必要があります。
と、非常に条件のよい貸し付けなので、是非とも融資を受けたいところです。
早速必要書類をそろえて郵送で融資を申し込みました。
なお、融資の審査に必要な書類は以下の通りでした。
・借入申込書
・新型コロナウィルス感染症の影響による売り上げ減少の申告書
・事業譲渡契約書(譲渡金額を証明する書類)
・事業の概要
・運転免許証(私と妻のもの。私と妻が法人の代表社員のため)
・印鑑証明書
・今年度の会社の売上がわかる資料
・銀行の取引明細(半年分)
・源泉徴収票
・接骨院売り上げ実績
・備品一覧
・現在借りているローンの返済予定表
・設備投資計画書
基本的に全てフォーマットが用意されており、それに記入するだけなので、それほど頭を悩ませるところはありませんでした。
書類の内容はもちろん事実に沿って記載しました。
郵送後、担当者から電話で連絡があり、面談するので支店まで来てほしいとのことでした。
日時を調整して支店におもむきました。平日なので年休を取得しました。
面談では融資の説明を受け、また提出した書類の内容について何点か確認されました。
特に難しい質問などもなく、面談は30分ほどで終わりました。
審査の結果は後日連絡するとのことでした。
そして後日、無事審査が通ったとの連絡がありました。
600万円が口座に入金されました。

次回は「サラリーマンが接骨院を経営できるか(4)~日々のオペレーション」の予定です。
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