クラウドリアルティで投資したファンドが元本割れで返済されました
- 2021/07/10
- 05:00
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営業者 株式会社Cash Flow Financeの破産手続開始決定のお知らせ(重要)
キャッシュフローファイナンスはmaneoマーケット社が提供していたサービスの1つです。
2018年10月に返済遅延が発生して以来、ほとんど投資家への返済がなされないままサービス停止・破産に至りました。
キャッシュフローファイナンスの2021年7月時点でのデフォルト額は8.3億円、返済遅延額は2.9億円で、合計11.2億円です。
maneo関連のサービスとしては、
2020年4月にクラウドリース社が自己破産し、
2021年3月に株式会社グリーンインフラレンディングの親会社である株式会社JCサービスが民事再生手続を開始しています。
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クラウドリアルティで私が投資した「京町家1号ファンド」が、返済されました。
このファンドは、2017年6月に投資したもので、運用期間は36ヶ月の予定でしたが、期限である2020年7月になっても返済がなされず、返済遅延の状態が続いていたものです。これがようやく2021年05月に返済されました。
返済遅延の理由は、投資対象の京町家を改装した宿泊施設が、コロナの影響で予定通り売却できなかったためとのことです。
ただし、投資金額15万円に対し、返済された金額は128,685円と、残念ながら元本割れとなってしまいました。
運用開始以来、分配金として7,062円を受け取っていますが、それを考慮しても1万円以上のマイナスになりました。

また、プロジェクト全体の運用報告(抜粋)は以下の通りです。

当ファンドの3年間での利回りは33%を予定していましたが、実際にはマイナス10%になってしまった、との内容です。
投資なので、運用実績がマイナスとなってしまったことはある程度仕方のないことと思います。
ただ、ファンドが返済されたこと、および運用実績がマイナスになった事実について、クラウドリアルティより特にメールなどでの通知はありませんでした。
(私がたまたまクラウドリアルティのマイページにログインして気づきました。)
対象ファンドの投資家には事前か、少なくとも分配金額が確定した時点でメールなどで連絡してほしいものです。
また、ファンドが元本割れで償還された件について、クラウドリアルティのサイト上では現時点で公開されていません。
こうした悪い情報ほど積極的に公開すべきと考えますが、クラウドリアルティの情報開示姿勢には疑問を感じます。
なお、2021年2月時点でクラウドリアルティ社に確認したところ、このファンドも含めて4ファンドで返済遅延が発生していました。その募集金額は以下の通りです。
ファンド | 金額 |
・京町家再生プロジェクト | 72,000,000 |
・京都馬町町家 | 32,000,000 |
・京都壬生辻町町家再生プロジェクト(東) | 59,000,000 |
・京都壬生辻町町家再生プロジェクト(西) | 61,000,000 |
(合計) | 224,000,000 |
残りの3ファンドの状況も気になったので、クラウドリアルティサポートに問い合わせましたが、回答がありませんでした。
次回は「新たな不動産クラウドファンディングサービス「victory fund」がスタート」の予定です。
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