2020年ソーシャルレンディング市場規模分析
- 2021/02/03
- 05:00
2015年~2020年までのソーシャルレンディング市場規模の推移は以下の通りです。

数値は各社から公表されている金額を独自に集計したものです。
2018年まではファイアフェレット氏のブログ「ソーシャルレンディング赤裸々日記」にて集計されている金額も参考にしています。
まず、上記のグラフを見ていただければわかる通り、ソーシャルレンディング市場規模は2015年から2018年まで右肩上がりで成長してきました。
しかし、2018年は1972.5億円だった市場規模は、2019年には1290.7億円と35%ほど縮小しました。
そして2020年には1066.6億円と、さらに前年から18%ほど縮小しました。
2020年の市場規模縮小の原因としては、まず何といってもコロナの影響が挙げられます。
市場シェアトップのSBIソーシャルレンディングは、2019年 404.5億円⇒2020年 389.4億円と約15億円の減少、
シェア2位クラウドバンクは、2019年 415.7億円⇒2020年 360.3億円と約55億円の減少、
シェア3位クラウドクレジットは、2019年 118.0億円⇒2020年 52.8億円と約65億円の減少となりました。
南米やヨーロッパなどの案件が多かったクラウドクレジットは特にコロナの影響が大きかったものと思われます。
一方、この状況下でも募集金額を増やした事業者もあります。
シェア4位レンデックスは33.5億円⇒48.2億円と約15億円の増加、
シェア7位SAMURAIは14.3億円⇒28.1億円と2倍近くの増加、
シェア8位ファンズは15.9億円⇒27.5億円と約12億円の増加を果たしています。
私は前年の記事で2020年は市場規模が拡大すると予想していましたが、残念ながら外れました。
2021年も依然としてコロナは全世界で猛威を振るっており、いつ収束するのかはわかりません。
場合によっては、さらに市場規模が縮小することになるかも知れません。
次回は「サラリーマンでも飲食店オーナーになれるか(9) 」の予定です。
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